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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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学び知り、努力する

 勉強をしていない者が


「そんなの学んでどうするの?」


「意味なくない?」


 などと言っても


 それこそ意味がない




 努力していない者が


 努力をしている人に対して


「無駄なことをしている」


 などと笑っても


 それこそ無駄だ




 人の足を引っ張ることしかしない者に


 理解できるものではない


 学びや努力


 そうした教養をもつ者にしか


 わからないのだ




 学びを得ることの意義は


 その本人にしか わからない


 なにかと引き比べるものでもなく


 なにかを示すものでもない


 その本人の意思のありかたを形作る




 学び、努力する者を笑うのは勝手だ


 それでその者が、何も成し得なかったという


 その現実は 何も変わらない


 空虚な意思には なんの力も宿らない


 穴のあいた袋に 物が溜まらないのと同じ




 袋の中に手を入れて


 そこには何も無いと


 あとになって気づく


 そのむなしさ


 それを理解し得なかった者よ




 それこそが学びだ

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