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雪国の掟(おきて)
降り積もる白銀の
光を受けて まぶしき町並み
凍てつく寒さに 日の光も凍りつく
白銀の世界に足を踏み入れし旅人は
美しき景色に心奪われ
見たことのない風景に歓喜する
そこに住みたる人々は
雪の重みに呪いの言葉を吐きかけて
ああ またこの日がやってきたぞと
歯を食いしばる
遠くから来た旅人には
住む者の苦労はわからぬもの
白い雪の壁に埋もれながら
冷たい白に包まれる
雪国に暮らす人々の
なんと気の重いことか
地面を埋める白き壁
それをどかす毎日よ
降り積もる白銀よ
静かに降り積もり
そして速やかに
去ってはくれぬものかと願う
雪国の人
あえて雪下ろしには触れずに。
屋根から落ちないよう、注意してくださいね(屋根から落下する雪にも)。




