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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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憎しみ

怒りから憎しみへ。

人から怨まれている人を「客観的」に見たことがありますか?

そういった人の人生とは、自分がどんなに他人の感情に無神経であっても、おそろしく不幸になるものです。気をつけましょう。

 限りなく憎い


 怒りなどという


 生やさしいものじゃない




 この憤怒の情は


 すべてを焼き尽くさんとする


 破滅の炎


 あらゆるものを巻き込んで


 わたしを破滅させ


 憎むものを破滅へ導く




 この呪いを


 この呪詛じゅそ


 苦痛と苦悩を


 鏡合わせの牢獄から


 憎むべきものに送り込む




 病魔と災禍と強奪と屈辱で


 憎むべきものを


 死ぬまで追いつめる




 この呪われた炎で


 苦悶と絶望を与える










 * * * * *


 シンプルに憎しみという感情を詩として表現しようとしました。

 強烈な負の感情で、人の心は「呪い」というものを生み出す存在になる……みたいな詩。

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