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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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幸せは

割と気に入ってる詩。

ある親戚を歌ったもの。

 幸せはどこにある?


 いつも空虚なわたしのそばに


 それは隠れて見当たらない


 誰かが隠してしまったのか


 誰かが盗んでいってしまったのか




 幸せはどこにある?


 森の中にある木の葉を


 探し出そうと焦っている気分


 なんどもなんども探しても


 まったく、どこにも見当たらない




 幸せはどこにある?


 かなり遠くまで探したけれど


 とんと見つかりません


 電車や車、そうしたものを利用して


 気づけば遠くに来たものです




 幸せはどこにある?


 長いあいだ探したけれど


 いまだに見つかりません


 国中を探し回った気分


 けれども幸せは見つかりません




 幸せはどこにある?


 一生かけて探したけれど


 それはすぐそばにありました


 健康と、良い隣人に恵まれ


 なに不自由なく国中を旅してまわり


 臨終の床について


 それらを思い出せば


 ああなんと恵まれた人生だったかと


 わたしのまわりにいた人たちに


 感謝の想いを抱きながら


 わたしはつぎの旅に出るのです


 ありがとう


 ありがとうと……

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