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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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命よりも大切な

 命よりも大切なものなどあるだろうか


 命がなければ、たとえどんな恵まれた生活をしていても


 それを失うことになる




 金や地位や権利や信仰──


 そのほかあらゆる価値ありという物事を並べ立てても


 命に勝る価値はほかにない




 愛する者や、信ずる神がいたとしても


 命がなければ、その愛すらも消え去ってしまう




 それでもわたしは、その愛や信仰心を


 尊いものだと考えるし


 大切なものだと思う




 命があっても


 愛や信仰心、なにより理性やこころざしがなければ


 それはあってないようなもの


 なんの価値も見いだせない




 誰かがわたしの命に価値を見いだせずとも


 誰かがわたしの愛に価値を見いだせずとも


 誰かがわたしの信仰心に価値を見いだせずとも




 わたしはそれらが、尊いものだと知っている


 わたしの希望、真実、信念


 命よりも大切なもの


 それらが欠けてしまったら


 わたしの命など無に等しい

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