39/200
星々の瞬き
星の影
星のきらめき
星がキラキラと光り輝く
その輝きは人の魂だとも言われていた
だがそれは
いささか夢想家のおとぎ話だ
人間以外の生き物の魂は?
なぜ人間の魂だけが空へと昇るのか
その考え方こそが
人間の想像力の偏りだ
神がいるとして
それが人間の姿をしているとでも?
神は人が創るもの
神とはこのようなものだと期待して
だからその姿は、人の姿をしていると望むのだ
星々の瞬きも
わたしたちの祖先が
亡き人の面影を忘れられず
そう期待して
天に召されたのだと
自分たちを慰める理由にしたのだ
そうとわかっていながらも
わたしは夜空を眺めては
人知れず涙を流すのだ




