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祈り
何かを敬う気持ちは大切。
けれど、身近な人のほうが大切じゃないかな。
わたしは祈ることがない
いったい何に祈ればいいと言うのか
あらゆる人に、罪と罰が与えられるというのなら
なぜあの悪意あるものどもは罰せられないのか
理解できない
悪を放置する神に
わたしは祈る気もないし
何かを期待することもない
ただあるがままだ
虚偽や欺瞞の魂に
罰を与えるのなら
まずは先に示すべきだろう
その目の節穴ぶりに
おまえには見えないのか
祈りなど暇つぶしにもならないということが
おまえの無意味なルーティーンで
いったい誰の飢えや渇きを癒せるというのか
わたしにはわからない
祈るよりも
隣人を想うがいい
おまえの神よりも
隣人に祈るがいい
神があらゆる場所にいると言うのなら




