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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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道路と街灯

舗装された道と人生。

 夜空を見上げて道を歩く


 自由気ままに歩きたいものだ


 なのにわたしは 歩かされていると気づく


 歩きたい道などない


 わたしは自由に歩みたいのだ


 なのに、ああ、なのに


 道路がどこまでもつづき


 道の左右にある街灯に


 道行きを照らし出されている




 大きな街 自然などほとんどなく


 人為的な庭に公園


 壁に囲まれた 道路の先に


 気づけばどこかにたどり着く


 迷うこともあるけれど


 どこかにはたどり着けるのだ


 やみくもに歩きつづけても


 知らぬ場所であっても


 どこかに着いてしまう




 道なりにしか歩けぬ場所で


 自由への道など


 幻想でしかない


 この限られた世界


 人のために用意された世界で


 わたしの自由は支配されている

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