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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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白米の香り

あまりに身近だと、そのありがたさがわからなくなることも。

 炊きたての白米の 甘い香り


 こころ落ち着く かぐわしさ


 あのやわらかな ほんのりと甘い


 やさしい味わい


 人々の命をつないできた


 よろこびの味




 傷ついた日も


 悔しさに涙した日も


 その味が


 こころを満たす


 日々の生活を支え


 生きる気力、活力を与えてくれる




 それはとびきりの味わいでなくていい


 ひっそりと、静かな


 旅先ではじめて見る雄大な景色


 そんなものでなくていい


 身近な、いつもの景色


 その奥に隠された


 小さな、小さなよろこび




 白米の味は


 小さなよろこびの積み重ね


 それによってわたしの心は よろこびを知り


 また明日への活力を蓄える

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