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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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若者言葉

若い人に注意したい。言葉の乱れが~なんてことではなく、もっと深い部分での問題が出るかもしれません。

 ころころと


 流行はやすたりりで


 作られては消えてゆく


 若者言葉


 それらの言葉を聞いて思うのは


 自らの軽薄さをあそこまで 表にさらすことへの


 羞恥心の無さである




 言葉は思考


 思考はおのれの意思


 その表れとしての言動


 ならばそれら 消え去る言葉を使う者たちは


 消えゆく思考の持ち主ということ


 上っ面の協調や同調で


 物事が滑り落ちてゆく




 まるで戦時中に


 母親が息子を戦地に送り込んで


 万歳三唱をしているような


 恐るべき同調圧力で


 おのれの意思も思考も


 集団の影に投げ捨ててしまうのか




 我を張るくせに


 思考の基本を他者に丸投げとは


 まるで亡霊が


 怨念をぶつぶつと もらしているような


 不気味なその姿


 もはや鏡にも映らない

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