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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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大地の中心

マントルは地球の中にある太陽みたいなものですね。

 大地の中心には 太陽がひそんでいる


 熱く 熱く 燃えさかる 炎の中心


 我々の生きる大地の 本当の支配者


 恐るべき膨大な力の権化


 大地の底で息づく 岩をも溶かす 炎の支配者


 噴き上げる炎と共に


 大地に 破滅と恵をもたらす 星の命




 噴火により大地は焦土と化し


 また噴火により 大地に養分が放出される


 身動きのとれない 草木にとっては


 地の支配者には逆らえない


 彼が齎すものが 滅びか繁栄か


 その天秤の傾きは


 誰にも推し量れないのだ




 天も焦がさんと 炎を噴き上げ


 噴煙を宇宙にまで 解き放つ


 大地は裂け 炎の血液が流れ出る


 大きな火柱を上げて 雷電を生み出す


 空を灰色の雲で包み 大地に灰を降り注ぐ


 生命と死の狭間で


 大地の真実を見よ




 大いなる 命の惑星


 巨大なる命の輝き


 惑星 地球


 我らはその命のほとばしりを


 自らの命運をかけて


 賛美する

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