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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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結婚

 結婚 披露宴


 見栄を張る 見栄を張る


 客を呼び 散在する


 高級 贅沢 豪華絢爛


 財を吐き出して


 見栄を張る 見栄を張る




 好き合うもの同士が結ばれる


 結婚とは なんなのだろうか




 未来を共に生きる


 二人の道の 交わる三叉路


 その行く末を 散財した思い出の


 使った金の重さを秤にかけて


 くさびを打とうというのか


 分かちがたく 離れがたい その思い




 露のように 消えてしまう 想いなのか


 二人の愛は 陽炎かげろうのように


 愛おしい気持ちも


 散財した金と共に 無散してしまったのか


 恋だ 愛だと


 それが何より大切なのだとうそぶいて




 ああ、それがおまえの 人の性だと言うのなら


 真実の愛など誓わずに


 愛を口にし 誓いの口づけなどせず


 金に口づけすればよい


 豪華な棺桶と 墓地を用意して




 空虚な心で


 永遠の愛を夢見るものよ

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