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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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酔い

強い精神の力が自己を制御する、という詩。

 酒に酔うと


 人は皆 思考力を弱めて


 感情的になったり


 暴力的になったりします


 ただある種の人は


 酒に酔っても


 そうしたことにはなりません


 簡単には自分の意思を手放したりしないから




 強固な意思を作り上げ


 その石垣の上に城を築く


 世の中の変動に流されず


 おのれの意志で 意思を制御する


 精神やら魂やら


 その強度を固くすることにいそしみ


 つね日ごろから


 自らを鍛えているからです




 身体を鍛えるように


 心魂も鍛えられるのです


 自らの精神がどのようなものか


 目で見るのではなく


 心と魂と思考で


 確認するといいでしょう




 心と魂は


 文明の与える光と影で


 曖昧あいまいになり、見えづらいでしょうが




 いつの日にか


 火と水から


 土と風を糧として生きる


 そんな具合になれば


 わたしたちも


 この自然世界に迎え入れられて


 雄大なものの一部として


 生きることができるやもしれません

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