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詩集 ~世界とわたしと、人々と~  作者: 荒野ヒロ


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12/200

ランタンの火

ソロキャンプの詩。

キャンプでなくとも、風景を楽しんだり、空気を楽しんだりする気持ちを忘れたくないですね。

 遠くに見ゆる高峰


 その尖峰に白雲がかかり


 少女の白い帽子のよう




 湖のそばに寄り添い


 砂地に素足をつけて足をのばす


 背もたれに寄りかかり、青空を見上げると


 薄雲が緩やかに流れていく




 しだいに日は沈み、空は星の浮かぶ天井で埋め尽くされる


 弓張り月が銀色の光をほのかに落とし


 数多あまたの星々とともに、秋の空を


 音のない光の演奏で彩りはじめた




 古いランタンの、ガラスの部屋で揺れる


 小さな火の姿を見守った


 秋の夜に吹く風が、肌を寒さで切りつける


 湖面を駆け抜ける風


 ガラスの部屋に守られて


 小さな火はゆらゆら燃える




 あたたかな灯火


 暗闇の中にぽつんと


 小さなわたしを照らして燃える

12という数字は一日の半分。1ダースとも表記されたり。あるいは1年の月でもある……

意味をもつ数字なんですね。


評価や感想をいただけると嬉しいです。

まだまだ詩の解釈や表現に苦心してますが、アドバイスなどいただけるとありがたいです。

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