表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
<R15>15歳未満の方は移動してください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

父の遺した『機関人形』

作者: 笹 塔五郎

 十九世紀――ロンドン。

 街の中心部には、一つの『塔』が存在している。空気の抜けるような音。金属の擦れるような音。溢れ出る『蒸気』が白い靄を作り出し、中心に近づけば近づくほど、霧に覆われているようになる。

 さらに、中心部に近づくほど、人気も少なくなっていく。

 代わりに増えるのは、重低音の足音を響かせる『機関人形』達。

 彼らは――自律的に行動をし、塔の内部と外殻部のメンテナンスを行っている。

『塔』は、街のシンボルであり、そして『心臓』でもある。

 そこから送り出されるエネルギーが、街全体に鋼鉄で構築されるケーブルを伝う。

 それが当たり前の情景であり、そんな場所で当たり前のように生きる少女――アイラ・コリンズは、小さな研究室で目を覚ました。


「んん……?」


 カラン、と鉄製器具が床に転がり、まだ眠い目をこすりながらアイラは身体を起こす。机の上に並べられたのは、『機関人形』を構成する設計図。一枚につき、身体の部品の細かなところまで――詳細に記載されている。


「……もう朝、か」


 ポツリと、呟くようにアイラは言った。

 最近、時間の経過があまりに早く感じられるのだ。『機関人形』について研究を始めてから……もう何年経過しただろう。

 まだ八歳だったアイラを残して、父が亡くなった頃からだろうか。

 早くから母を病気で亡くしたアイラにとって、唯一の家族であった父も――『事故』により失ってしまう。

 今のアイラに残されたのは、父が遺した『設計図』と、作りかけの『機関人形』だけだ。

 いくつものチューブに繋がれ、鋼鉄で作られた『炉』の中心部に、眠るように目を瞑る『少女』が一人。

 金色の長い髪。透き通るような白い肌。けれど、胸部や腹部は開かれ、手足の一部も外側の機関と繋がっている。

 そこから、『彼女』を動かすためのエネルギーを送り続けているのだ。

 だが、アイラは未だに少女を動かすことができない。

 父が作り出そうとしたのは……当時のアイラより少し年齢が上くらいの、少女の姿をした『機関人形』。どうしてそんなものを父が作ろうとしたのかは、分からない。

 けれど、完成させれば――父が何をしたかったのか、分かるような気がした。


「でも、どうして動かないんだろう……」


 アイラも、独学で『機関人形』について学んできた。

 導線を繋ぎ合わせ、『心臓部』となる『小型蒸気機関』が、どうしても動かないのだ。

 それは――通常の物に比べるとあまりに小さい。本来であれば、人型の内部に収まるような代物ではないのだ。

『機関人形』は『蒸気機関』によって駆動するが、平均的なサイズで言えば『三メートル』はある。

 すなわち、アイラの目の前で眠る『機関人形』が動くとは……アイラ自身も考えが及ばない。

 動くはずなのだが――動かない。それはすなわち、核となる部分が小さすぎるから。

 動いたところで、それが通常の『機関人形』を動かすレベルのエネルギーを産み出すとは思えない。

 生産性という意味では、小型であればあるほど、力は小さくなるというのが通常だ。

 どのみち動いたところで――歩いたりできるかどうかも分からない。


「『記憶領域メモリー』には色々と、書き込まれているみたいなんだけど……そっちは専門外だしなぁ」


 頭部に存在する『記憶領域』。そこはあまりに繊細で、アイラにとってはブラックボックスであった。触れれば本当に動かせなくなってしまうような気がして、どうにも触ることができない。

 けれど、残された設計図を見る限りでは、『記憶領域』には色々な情報が書き込まれているはずである。それが、どれほどの量になるのかは、アイラには分からないが。


「……お腹、空いたな」


 少し考えたところで、アイラはようやくその事実に気付く。油断すれば、二日三日は食事を抜くこともザラであった。

 ただでさえ華奢な身体であるアイラが、食事を抜けばエネルギーはさらに足りなくなってくる。『機関人形』を動かすエネルギーのことばかり考えて、自分のことはほとんど考えていない。

 自分の身体には合わない黒地のコートを羽織る。そして、アイラは外へと繰り出した。

 ギギギ、と鉄のすり減る音が周囲に響き、ちらりと道を行き交う人々の視線が向く。

 だが、すぐに視線を逸らして皆、各々の目的地を目指して歩き出す。

 アイラの住む自宅は地下も含めると鉄製だが、『住宅区域』と呼ばれる場所の多くはレンガによって作られる家も見られる。

 丁度、『機械』と『自然』が入り組んだような街並みであった。


「……パンでいっか」


 アイラはいつもの通り、行きつけのパン屋へと向かう。

 大通りから少し外れたところにある、小さなパン屋。

 そこにも、中心部の『塔』から送り出されるエネルギーによって、パン屋が焼かれている。

 これほど離れた場所にもエネルギーを送り出すことができるのは、それだけ『塔』が巨大なエネルギーを産み出し続けているからだろう。

 アイラには想像もできないほどの、だ。だが、アイラには一つ考えがある。

 ――そのエネルギーをアイラの家で眠る『機関人形』に大きく叩き込むことができれば、あるいは動き出すのではないか、と。

 だが、そんな勇気はアイラにはない。

 そもそも、莫大なエネルギーを奪うのは『犯罪行為』に該当する。

 それに、失敗すれば完全に壊れてしまうかもしれない――そう思うと、アイラは行動することができなかった。


(でも、なぁ……)


 何も、変わらぬ日々が続いていた。今日もパンを食べて、実らぬ研究を続けることになる。繰り返し、繰り返し――失敗を続けては、日銭を稼ぐために仕事を受ける。

 まだ十五歳という年齢のアイラにとって、その日々は当たり前となりつつあるが――いつまでも続けられるものではないと、心の片隅では理解しているのだ。

 それでも、今日は今日とて変わらぬ日々を送る――仕方のないことだ。


「――ん?」


 けれど、その日は少し違った。

 パン屋に向かう途中、子供達が路地裏へと向かうのが見えた。

 いつも見る光景ではあるが、その先にある物に、アイラは目を見開く。


「機関、人形……?」


 黒鉄の人型。ゆうに五メートルはあろうかというサイズ。

 赤黒く光る『目』に、関節部の隙間から蒸気を吐き出し、周辺を白く染め上げる。

 子供達は、そんな物珍しい来客の周囲に集まって遊んでいるようだった。

 否、『機関人形』自体はそこまで珍しいものではない。

 中心部にいけば、自律行動する『機関人形』がいくつも見られるのだから。

 だが、こんな街の中で、しかも単独行動をしているモノは異常であった。

 ――それこそ、アイラにとって忌々しい事件を思い出させるほどに。


「……うっ」


 思わず、吐き気を催す。

『機関人形』の暴走――滅多なことでは起こらないが、『記憶領域』に何らかの不具合が発生した『機関人形』が、異常行動を起こす例はいくつか存在している。

 その中で最も悲惨な事件であったのが、アイラの父が巻き込まれた事件であった。

 ――街中を走る列車を暴走させ、さらに車両一つ一つを潰して回るという、大きな事件。

 戻ってきた父の身体は、人の『形』をしていなかった。

 故にアイラは、『機関人形』らしいものについては嫌悪感を持つことがある。

 それこそ、シンプルかつ巨大なものであるほど……アイラにとっては嫌な思い出をフラッシュバックさせるものだ。

 唯一、父の遺した『機関人形』だけが、アイラにとっては嫌悪感を持たせない。


「お腹空いてたけど……帰ろう」


 ポツリと呟いて、アイラは踵を返す。食欲もどこかへと消え失せたと思い込み、家に戻って研究の続きをする――そう思いながら、アイラは視界の端に再び『機関人形』を捉えた。


「……?」


 わずかな違和感に、アイラは足を止める。

 どうして――先ほどから『機関人形』はあそこで動きを止めているのか。

 蒸気を産み出しているにも拘わらず、赤黒い目を光らせたまま、その場から一切行動しない。

 彼らは――何かしらの役割を担っているはずだ。

 休憩を必要とすることはなく、街中で動くのであれば、ケーブルの整備くらいは行っていてもおかしくはない。


「こいつさっきから全然動かないぞー」

「つまんないの」

「おい、動けって!」


 ゴンッと、近場にいた男の子が『機関人形』を蹴り上げる。

 低音が響き渡り――プシュゥと首筋付近から、『機関人形』が大きく蒸気を発生させた。

 そして、赤黒い目は――シンプルな『赤色』へと変化する。


「――」


 ドクンッと、心臓が跳ねた。

 父の遺した血濡れの文章に、記載があった。暴走した『彼ら』は――『綺麗な赤色の目』をしていた、と。


「ちょっと! そこのあなた達!」


 アイラが声を張り上げる。

 周囲を歩く人々がアイラの方をちらりと見て、『機関人形』の近くにいた子供達も声に気付いた。


「なんだよー、俺達になんか用か?」

「用か、じゃない! その『機関人形』から――」


 離れなさい、そうアイラが告げようとした瞬間だった。


『Oooooooooo!』


 まるで怒りを表現するかのように、重低音な『声』が響き渡り――『機関人形』が両手を振るいあげる。

 あまりに突然のことで、その場にいた誰も反応できなかった。

 周囲のレンガでできた壁を砕き、『機関人形』が鋼鉄をすり減らすような音を鳴らす。

 ギギギ、ギギギ――不規則な動きは、明らかに『異常』であった。


「ひっ……うわあああっ!」


『機関人形』の周囲にいた子供達が、慌てたように逃げ出す。

 周囲にいた大人達も、すぐに異変に気付いた。


「な、なんだ……!?」


 路地裏から這い出てきた巨大な『機関人形』に圧倒され、帽子を被った男が見上げるように確認する。

 プシュ、プシュと蒸気をまき散らしながら――『機関人形』は迷わずその鋼鉄の拳を振り下ろした。

 水気のある音が周囲に響き渡り、次に上がったのは人々の悲鳴。『機関人形』による殺戮が、始まろうとしていた。


「あ、あああ……」


 突然のことで、アイラはその場にへたり込む。いつもと変わらない日だったずなのに――日常は突然として崩壊する。

 すぐに、アイラはその場から逃げ出そうとした。家の方角ではない――可能な限り、ここから遠くの場所へと、だ。

 だが、アイラはまたしても……視界に捉えてしまった。

『機関人形』のすぐ近くに、逃げ遅れた女の子がいることに。


「うっ、うぅ……」


 今にも泣きだしそうな声を漏らし、少女はただ蹲っている。

 気付かぬままに『機関人形』が動き出せば、それは不幸中の幸いということになるのかもしれない。だが、無情にも――『機関人形』は少女の存在に気が付いた。


『――k\s』


 言葉とも取れぬ『声』を漏らしながら、『機関人形』は少女の方を振り向く。

 これは、少女にとっては『不幸』であり、周囲の人々にとっては『幸い』となる。一瞬でも、少女に気を取られてくれるのならば――逃げることができる可能性があるからだ。

 悲鳴と怒号の中、アイラはひどく冷静に考えを巡らせた。


(いや、何を考えているんだろう、私は。逃げる以外の選択肢なんて、ないんだよ)


 それが至極、当然の人間の考え。ここで、それ以外の選択肢を取るのは――生粋の馬鹿でしかないと、アイラは結論付ける。

 そうして結論付けたところで、アイラは自らを奮い立たせ、立ち上がる。

 向かったのは、『機関人形』の方角。

 ポケットに入れた工具を取り出すと、渾身の力を込めて『機関人形』へと投げつける。

 くるくると工具は高速で回転し――『機関人形』の頭部へと直撃した。


「あ、当たった……」


 当てにいったにも拘わらず、アイラは間抜けな声を漏らす。

 同時に……『機関人形』がアイラの方にくるりと視線を向け、


『ojet?』


そう、小さな『声』を鳴らす。


「ひっ……」


 アイラは全身の毛が逆立つような感覚と共に、反射的に駆け出していた。逃げる方向なんて考えていない。

 ただ、闇雲に『機関人形』から距離を取ろうとする。

 走り始めてすぐに、アイラは『機関人形』の方を確認するように見た。

 次の瞬間――こちら目掛けて『跳ぶ』、その姿が視界に映る。


「な、にそれ……!?」


 アイラは咄嗟に滑るようにしながら身をかがめる。頭の天辺をかすめるような感覚と共に、黒い影が通り抜けていく。

 勢いよく、『機関人形』がアイラの上を通り抜けていき、そして建物へと突っ込んでいった。

 ケーブルを切断し、勢いよく蒸気が噴き出す。高い熱量は、一気に周囲の気温を上昇させた。

 霞む視界の中でも、アイラはすぐに理解する。


「い、家まで突っ込んでいった……」


 アイラの自宅まで――『機関人形』は勢いよく建物を破壊して動いていく。

 どれだけの力があの存在にあるか……それだけでも理解できる。できてしまう。

 先ほどもアイラは目の前で見た――人が、軽々と殺される瞬間を。

 あの『機関人形』はアイラを狙っている。

 パラパラと砕けた家屋の破片の音が耳に届き、赤く光る目が――蒸気の中でも朧気に見える。


 ……ああ、これから死ぬのかな。


 そんなことを、アイラは考えた。

 父も、こんな気持ちだったのだろうか。人生の転機とは、いつ訪れるのか分からない。

 アイラはいつものように家で父を待って、そして帰らぬ人となった父を迎えた。

 そんな父と同じように――『機関人形』の暴走によって殺される。


「それも、ありなのかな……」


 アイラは呟いて、


「――そんなわけ、ないでしょ」


 否定した。

 そんな理不尽があってたまるか。

 アイラにはまだ……やるべきことが残っている。

 父の遺した『機関人形』を動かすということ。それは、アイラが人生をかけてやる目標であった。それなのに、あの『機関人形』は家にまで入り込み、地下の研究室まで壊そうとしている。


「ふざけるな……どうして私ばっかり……!」


 怒りの感情を露わにして、アイラは口を開く。

 どうせ死ぬのなら。どうせ勝てないのなら――それでも、一瞬でも長く生きてやる。

 いや、絶対に生き残ってやる――そう決意して、アイラはその場から走り出そうとする。

 刹那、『機関人形』は再びアイラの下へと跳んできた。


(かわせ……)


 ――ない。頭では分かっていても、その動きについていくことができない。

 死の瞬間。まるで時が止まったように見えた。

 跳躍して近づく『機関人形』がひどくゆっくりに見えて、アイラは呼吸が止まる。

 必死に呼吸をしようとしても、できない。


(やっぱり……ダメ、かな。ああ、どうして、本当に――)


 私ばかり、そう考える間もなく、アイラの身体は圧し潰された。


「……?」


 そうなるはずだった。何故なら、アイラは『機関人形』の動きについていけなかったのだから。五メートルという巨躯から繰り出される圧倒的な速度に、アイラはなす術などなかったのだから。死ぬ間際に目を瞑り――やってくるはずの痛みに耐えるつもりであった。

 痛みすら存在せずに、アイラはこの世を去ったのかと錯覚した。

 だが、『現実』は違う。


「『記憶領域メモリー読込ロード……個体、『シスター』を確認しました。並びに、『妹』に対する、『敵対勢力エネミー』を認識。行動を阻害しました」

「……へ?」


 機械的な声が耳に届き、アイラは間の抜けた声を漏らす。

 視線の先に立っていたのは――一人の少女。アイラはよく、その少女のことを知っている。

 家の研究所で長年動かなかった『眠り姫』――彼女が、アイラの前に立っているのだ。

 そして、片腕で跳躍してきた『機関人形』を受け止めている。

 ミシリッと音を立てながら、両足を地面にめり込ませ――それでもアイラに決してその巨躯がたどり着かぬよう、動きを完全に停止させている。


「nayda,kixmaf」

「『敵対勢力』分析――個体は『機関人形』、『601』型と認識しました。打撃による強制排除を実施します」

「な、ちょっと――」


 アイラが止める間もなく、少女が動き出す。

 わずかに『機関人形』を宙に浮かせると、思い切り空へと蹴り上げた。

 メキリッという音が響き渡り、巨体が宙を舞う。

 あまりの光景に、アイラは目を見開いて驚くことしかできなかった。


「『記憶領域メモリー読込ロード……『シスター』――さてさて、可愛いアイラに手を出す輩は……私がぶち壊しますからねっ」


 機械音声から、人の声へ。少女はアイラの名を口にして――繰り出したのは目にも止まらぬ速さの拳の連打。空中にて、なお身体が浮かび上がるような勢い。

 次々と黒鉄の部品が飛び散り、砕け――やがて赤い光を宿した目が空を舞い……光を失う。

 文字通り、『機関人形』は空中で砕け散った。

 あっけにとられるアイラの下に、少女が降り立つ。


「あ、え……あなた……どうし――」


 混乱するアイラに対し、くるりと反転した少女は満面の笑みを浮かべて、


「怪我はない!? 私の可愛い『妹』……アイラ!」

「か、可愛い妹って……ええええ!?」


 訳も分からぬままに――アイラは少女によって抱きしめられる。

 一瞬背骨でも折られるのかと思ったが、勢いの割には優しく……そして、彼女が『機関人形』であることを理解させる冷たさがあった。

 この日、アイラにとっていつもの日常は崩壊し――新たな日常が、幕を開けることになった。

頑張って書きたい物を書いてみました。

ファンタジーでもいいかな?って感じだったんですけど……こういうお話が一度やりたかったんです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
[良い点] なまこさんのとこから来ましたっ 良いですね!スチームパンク! そしてこれから始まる百合を期待させる引き 他の方も言ってますが、続きが気になりますね。 想像の余地を残しておくと言うのも、そ…
[一言] エッセイ「なまこが紹介する、『お気に入り短編集』」の紹介でお邪魔しました。 姉妹百合!! しかもアンドロイド!!! 控え目に言って最高でございます( ˘ω˘ ) ご馳走様でございました。
[良い点] なまこ師匠のなまこが紹介する「お気に入り短編集」の紹介でお伺いしました。 読みやすい文章で、惹きつけられ、最後まで楽しませてもらいました。 続編読みたいと強く感じるハッピーエンドでした。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ