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お山の幽園地
「地縛霊のいるところに、お化け屋敷を作ったらいけるかな?」
遊園地の小さなお化け屋敷を見つめながら祐二は考えていた。
霊には浮遊霊と地縛霊がいる。浮遊霊は捕まえておけない。地縛霊ならば、その場所から動かない。
「いっそ、山奥に遊園地を造って、幽園地ってのはどうだ。」
その発想はすぐに否定された。成仏されたら、みせる地縛霊がいなくなってしまう。
「もっと、安価に造れる施設でなければ成り立たないな。」
「地縛霊のいるところに、お化け屋敷を作ったらいけるかな?」
遊園地の小さなお化け屋敷を見つめながら祐二は考えていた。
霊には浮遊霊と地縛霊がいる。浮遊霊は捕まえておけない。地縛霊ならば、その場所から動かない。
「いっそ、山奥に遊園地を造って、幽園地ってのはどうだ。」
その発想はすぐに否定された。成仏されたら、みせる地縛霊がいなくなってしまう。
「もっと、安価に造れる施設でなければ成り立たないな。」
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