用語集
場合によりますが、追加するかもしれません。感想でお気軽にお聞きください。
※1、塹壕
=戦闘陣地の一つ、歩兵が砲撃や銃撃から身を守るために掘る溝や穴のこと。
※2、代用コーヒー
=コーヒー豆でなく、細かく刻んだタンポポの根を乾燥、焙煎したもので作るお茶。風味や飲み口はコーヒーっぽいですが、ノンカフェインです。
※3、シュガータブレット
=いわゆるラムネみたいなもの。日持ちがよく保存方法がとっても簡単。缶詰めチョコレートと並び、戦時糧食の中で数少ない甘味料として重宝されています。
※4、ハードタック
=スタンダードな戦時糧食。すごく味気ない乾パンです。
※5、レーション
=戦時糧食の総称。国や種類によって美味しかったり美味しくなかったりします。フランスのラシヨン・ド・コンバはすごくおいしいけど、アメリカのMREはすごく不味いらしい。
※6、魔導師
=ファンタジー版機動兵?兵装がとにかく豪華で強い。育成コストと戦術的価値は一般的な兵士とは比べものになりません。
空を飛ぶから余裕のない機動戦にもよし。
強力な兵装があるから砲撃戦という資源の無駄遣いにもよし。
基本少人数だから潜入にもよし。
という、とても便利な人たち。
※7、小隊・中隊
=軍隊の規模。歩兵ならば三十人で一個小隊、百二十人――四個小隊で一個中隊とされます。七百人で大隊なので、中隊は五個、小隊は二十個あることになります。
魔導師は貴重な分、戦力は歩兵の四倍です。なので編隊する際の人数は通常歩兵の四分の一となります。七人から八人で三十人分だとは、魔導師恐るべし。
※8、時刻表記
=一刻イコール二時間。江戸時代の特殊なものとは違い、一日を十二に分割して計算します。一時間は六十分なので、当然二刻は百二十分。午前九時十五分だと、四刻半十五分と表記されます。
※9、消音器
=いわゆるサイレンサー。サプレッサーにも発射炎を軽減するフラッシュ・サプレッサーと発砲音を押さえるサウンド・サプレッサーとありますが、今回は後者の外付けタイプ。名探偵コ〇ンの犯人がよく拳銃につけてるやつです。
フラッシュ・サプレッサーは、アメリカのM16の銃口によくついている複数のスリットや穴が設けられたやつです。
※10、魔法
=そのまんま、魔法。非物理的な不思議パワーです。火・水・風・土・木・雷・光・闇の八属性と特色のない無属性に分かれています。才能自体が貴重なので、研究もあまり進んでないんだとか。
※11、空飛ぶ靴
=見た目はブーツ、中身は不可思議アイテム。その名は『空飛ぶ靴』!空気で足場を作る=ドラえもんのように地面との間にちょっとばかし大きな隙間ができるので、足音もたたず空中散歩も楽々できちゃう。魔導師が使える便利アイテムの代表格。
※12、第二種警戒区域
=危険度が高い区域の中でも、人間が意図せず危険にしてしまったところを指します。坑道跡や禿山などがそうです。
火山や雪山など環境そのものが危険なところは第一種警戒区域。
立ち入ったら先住民に襲われるようなところは第三種警戒区域となります。
※13、ナショナリズム
=国家主義、国粋主義、民族主義、国民主義と訳し方は文脈や立場によってまちまち。なので一概にこれといえないのが残念なところ。ユダヤ人を迫害したドイツのヒットラーが有名。
※14、マスケット銃
=火縄銃などで有名な、銃身内部にライフリングのない旧式の銃。魔法少女ま〇か☆マギカで巴マミがめっちゃ出してくるやつ。
主人公の敵国で配備されているのは火縄を使ったマッチロック式でなく、撃鉄の先端についた火打ち石で点火するフリントロック式です。
※15、魔方陣
=魔法を取り扱う上で避けては通れないもの、厨二病を発症するとたまに書きなくなるらしい。円の中に決まった図形や模様、文字を書いて特定の意志を持たせています。めんどくさい。
※16、略章
=大きな勲章や身分を示すものを身に着けないときに、受章歴を示すためにつける簡易的なアクセサリー。今回の場合は布製、大きなものだと小さなメダルになります。
※17、工廠
=軍隊直属の軍需工場のこと。武器・弾薬をはじめとした軍需品のすべてを任されたところで、ディアナたちのところでは小さな鍛冶場程度の出張所が設けられています。