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第十五話 悪夢と現実

無惨に横たわる啓の死体を、かすれゆく意識の中、俺は見続けていた。





……

ハッと目が覚め、辺りを見回した。

長かった夜も明け、俺は、布団から起き上がる。

寝覚めの悪い頭を必死に、たたき起こし昨夜のことを思いだそうとした。


「…あれは、夢か?」

そうだとしたら、最悪の悪夢だ。


布団を片付け友人を呼びに部屋をでた。

……だが、昨日の出来事は決して悪夢ではなく「現実」だったのだ。

3人とも、部屋から忽然と姿を消していた。

「生き残ってるのは俺だけ…なのか?」

とにかく、この宿を出ようと、俺は、玄関まで走りだした。

ようやく、正面口が見えてくると同時に、多少の安堵感も込み上げてくるのを感じた。

そして、玄関に着いた時、なんと目に飛び込んできたのは友人の朱音の姿だった。

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