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第一話「異世界転生」

 ん〜っとあれ?何だか夢をみてたような気分だ。

 俺が…俺達が死ぬ、そんな夢だ。

 そんなわけないのにって…ここどこだ?

 

 辺り一面霧がかかっているようでまるでアニメやゲームに出てくる神のいる所みたいじゃないか…で夢なら早く覚めてほしいんだけど…そういう事を考えていると突然、


「ばぁ〜!」

「う、うわぁ?!」


 驚いてしまった…仕方がない、いきなり目の前に知らない女性の方が驚かしてきたら誰だって驚く。

 今はそんなことなんてどうでもいい。


「誰ですか?」


 そう俺が恐る恐る聞く。

 そうしたら…


「ん?私かい?ん〜とね

 私の名は惑星の神アゼラビュートとでも言っとこうか!」

「わ、惑星の神?」

「そう!惑星の神さ」


 だめだ何を言ってるか全くわからん、わからんぞ俺…っていうか妹はどこだ!


「妹さんなら横にいるよ?」


 ん?何故頭の中で考えていることがバレてんだってどうでもいい、

 まずは妹が優先だ!

 

 俺は焦りのあまり横にいる妹に気づかなかったらしいそして…


「美奈!美奈!大丈夫か!」

「ん〜ってあれ?おにいどうしたのってここどこ?!」


 まぁ俺と全く同じ反応だ…流石は兄弟だ。


「おにい!」


 そう言いながら俺に抱きついてきた。

 離そうと考えたが今は抱きしめ返すことにした。

 夢でも妹が轢かれるなんて夢を見たんだ!今は安堵から普段は抱きついてきたら

 すぐにでも離れろというのだが今回だけは特別だ。

 そうしていると…


「あの~お取り込みのところ申し訳ないんだけどいいかな?」


 ん?!こいつまだ居たのかよ。

 そう考えてると


 「まだ居たのかよとは失礼だな」


 ッッ?!やはりこの女性俺の心の声が聞こえている。

 つまりこの人が言っていた、神様って言葉は本当なのか?

 つまり俺が見たあの轢かれる夢は本当で俺等は死んで本当に神がいるところに来てしまったってわけか?

 ってことは今から異世界に転生とかそんな展開なのか?

 そう考えてると


「正解!よく分かったね凄いわ」

「まぁアニメなどで見たことがあるんで…」

「なら話が早いわね。

 あなた達は異世界に行ける権利を手に入れたの

 そしてあなた達に行ってもらう世界は魔法が使えるファンタジーな世界です。

 色々な種族がおり人間種はこの世界では弱すぎて今ピンチなんです!なのでこの世界で魔力適性が化け物じみているお二人には死んでもらったってわけです!」


 は?…いやいや待てよこんなバッサリとした説明でしかも死んでもらった?

 つまりこの神様のせいで美奈は死に幸せになったかもしれない人生を壊されたってわけか?

 このクソアマ殺すか。

そう思い立ち上がろうとしたら


「待て待て待て、そんな殺意をダダ漏れにしないでおくれよ!怖いじゃないか!そ、それにこれは君たちにとってもいいことなんだ!

 と、特に妹さん!君は今から私が案内する世界の方が生きやすいと私は考えるのだよ!」

「な、なんでですか?」

「なぜなら案内する世界は兄弟婚が認められてる世界だからね。」

「?!?!」

「すぐに案内してください!」


 待て待て待て、この神何言ってんだ?それになんで美奈も食い気味なんだよ!おかしいだろ。


「殺してしまったからね1つだけ好きなスキルを手に入れさしてあげよう。」

「まじっすか!」

「おにい?スキルってなに?」

「私から説明しよう」

「スキルとは私たち神が知的生命体に生まれた時に1つ渡す能力みたいなものなんだ。

 本来ならランダムで選ばれるけど私は君たちを殺してしまった。ランダムで選ばれるスキルと君たちがここで選ぶスキル合計で2つ上げようじゃないか!

 特別だぞッ!スキルにはレア度がありDランク〜Sランクまであるっていうかそもそも普通の人はスキルを1つしかもランダムでしか手に入らないけど君達は2つ所持しかもだ!1つは好きなのを選べると来た!チートだよチート!」


 確かにそれは嬉しい話だ手なわけで早速選ぶとするか…


「あぁ選ぶがいい!」


 色々あるなってこのスキル強くね?

 なになに…筋力増加Sランク

      超再生Sランク

      防御Sランク

        魔力増加Sランク

 ん〜このあたりがやはり強そうだな…

 まぁ俺はこれだな


「神さんよ俺はこれにするわ」

「おぉいいね!」

「なら君にはそのスキルを与えよう!」

「ありがとさん神さんよ」

「んで妹よ何にするか決めたかってわかんねぇよな」

「う、うん」

「まずそうだな美奈まぁ簡単だぞ筋力増加は筋力を増加してくれるんだそして魔力がわからないよな…魔力は簡単に言えばその力で炎を出したり水を出したりまぁ色々あるがそれは向こうの世界で教えるよ」

「うん!ならこれにする!」

「これを選ぶとは…ふむふむ…いいね!なら君にはこれを授けよう!」

「ありがとうございます神様!」

「一応あっちの世界の説明を簡単に…

 あっちの世界では

 火 水 風 土 光 闇 の六魔法が主流なんだ!


魔法の属性の説明としては…


 火は君達の世界で言うところの炎これがまた便利でねぇ料理をする時なんかにガスを使わずにできるあたりこの適性は多くの人が持っている属性なんだよ!


 水は言葉の通り水を使う属性でこれがあれば砂漠に遭難しても大丈夫!魔力切れが起きない限り水を出せれるし相手の顔に水の玉をつけてあげれば溺死させることだってできる優れものだね。


 風は暴風を起こすこともできる凄い属性なんだ!

 暴風を起こすには相当な鍛錬と魔力が必要だけど使えるようになれば人間種は簡単に殺せるね。ただしフリューゲル種は翼を持ってるから効かないから使える種族に使うといいよ!


 土は物を生成したり鉱石を錬成したりできる商人向けの属性だね。

 これを上手く使うとゴーレムや君達のいる世界で言う…ロボットなんかが作れたりする楽しい属性だね!


 光は知的生命体が受けた傷などを治せれる属性だね。

 君達の世界で言うゲームやアニメなどにでてくるヒールなどがわかりやすいと思うね。

 これは強力すぎるから六属性の中で一番獲得しにくいとされる属性で約千万分の一の確率で手に入れられる属性となっているね!


 闇は主に知的生命体から魔力を奪ったりするドレインまたは人に魔力を分け与えたり一瞬で遠くへ移動できる転移魔法など便利な魔法が使えれるようになる属性だね!

 これも約八百万分の一の確率で手に入れれる属性となっているね!


 あとは…この世界の種族について話そうか

 まずは…


 人間種にんげんしゅ…これはまぁ君達のことを指すね!

魔力適性も低く、筋力も低くい、そして知能だけが高いそんな種族のことだ。


 獣人種じゅうじんしゅ…これは獣などが君達のような姿になったとでも言おうか…この種族は筋力が知的生命体で一番高く、魔力があまり使えない種族だね!


 フリューゲル種…これは君達の世界で言う天使みたいなものかな?わかんないけど…この種族は魔力適性がものすごく高いそして筋力もあるというぶっ壊れな種族のことだね。


 エルフ種…君達も聞いたことがあるだろう?

 あのエルフだよ耳が長いのが特徴で、

 魔力適性が知的生命体の中で一番高く、

 筋力は人間種と同等のそんな種族のことを指すね。


 精霊種せいれいしゅ…これは簡単に言うと後で説明する神話種の身の回りをお世話している種族のことで魔力適性、筋力適性ともに普通だね。


 神話種しんわしゅ…これは私たちのような種族のことを指すね。

 簡単に言えばゲームマスターそう言ったほうがわかりやすいよね!


 これが大体の種族だね神話種についてはあまり情報がなくて話せないんだすまないね。


話を戻そうか。


 君達には3つの属性を使えるようにしてあげよう!

 ただしこちらがランダムで決めさしてもらうよ。

 魔法の属性が知りたかったら、

 魔法学園や冒険者協会でも行けば適正がわかると思うから、そのときのお楽しみってことで

 ってもうこんな時間?!すまないもうそろそろ神様同士の会談があるの忘れてた!

 まぁ無事を祈るよ!」

「っておい!まて神さまぁ!」

「また会おうね神様」

「まぁこの世界では楽しんでね!ばいばい!」


 そう神さんが言葉を話し合えると同時に辺の霧が濃くなり目が勝手に閉じていく…意識が落ち行くそんな中にこんな声が…


 無事を祈っているよ、そしてまた会おう!それではたのしん………


 ここで記憶が途絶えた。

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