表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
26/130

城兵の誇り ①

 デアス隊は長い通路へと出ていた。


 敵の姿は無く、ひたすらに歩く道であった。

 デコボコで歩くには少々不便だった為、おそらくは緊急用か『歩く』必要の無い者たちの通路なのだろう。


 デアスは平民の出から己の力のみで城の隊長まで伸し上がった。

 ひたすらに努力し、上官や国王の期待に応え続けた。


 普段、城の兵隊の仕事は緊急時のみであった。

 ダンジョンからモンスターが出てきた時や、野盗等が街に入ってきた時に出動する。

 戦争も終結し、平和ボケした兵達に活を入れる為、ダンジョンの存在はデアスにとってありがたい物でもあった……。


 自分を信頼して城の兵を任せてくれる国王の為に、デアスは己の力を振るい続けた。

 そして、そんな揺るぎ無い信頼こそ、デアスの誇りであった。


「待て、扉だ……」

 デアス隊が長い通路を歩き続け、ようやく終わりが見えた。

 彼等は扉の前で補助呪文をかけ、万全の状態で扉の中へ進んだ。




 扉を開け目に飛び込んだのは天井近くに見える、2体のライオンの頭だった!

 2体のライオンは首が1つの胴体に繋がっているとても巨大な双頭のライオンだった。

 初めて見るモンスターにデアスも一瞬恐れをなしたが、盾を握る手に力を込めて全員に気合を入れた!


「恐れる事は無い!いつも通り対処する!!」


 その言葉に他の兵隊たちも、立ち向かう勇気が湧いた。




  ツーヘッドライオン 1


 双頭のライオンはデアス隊を品定めするかの様に睨み付けた。

 後衛の呪文詠唱の間前衛は盾を構え、防御の姿勢を取った。


 後衛の氷結呪文と火炎呪文がほぼ同時に飛び出し、ライオンの頭部を襲った!


「ガアアアアアァァァ!!」


 呪文のダメージで右のライオンが咆哮を上げると、前衛2人が竦み上がり防御が解ける。

 左のライオンが口から炎を吐きだし、デアス隊は強烈な熱さに襲われた!


「ぎゃああああ!!!!」

 熱さに断末魔の様な声をあげる前衛2人。


 デアスは盾で自分を守りながら、地面を転がりブレスを回避した。

 しかし、盾の持ち手が熱くなり、ついに盾を手放してしまう。


 後衛のプリーストが回復呪文を詠唱し始めた。

 全体回復の高位呪文は詠唱に時間が掛かるのが難点だ。


 残るメイジ2人がライオンに攻撃呪文を浴びせ続けた。

 図体が大きいので当てるのは楽だったが、ダメージは軽い様だった……。


 デアスは剣を両手で握りしめ、ライオンの足を狙った!

 鋭い一撃がライオンの足にヒットするも、思った以上に皮膚は固く傷は浅かった。



 足元のデアスを無視し、ライオンは大きな足を上げ、後衛のメイジを踏み潰す!!


 巨大な4本足から逃げる事も叶わず、メイジが1人潰された。

 ライオンが足を上げるとグチャリと鈍い音がし、メイジの中身がライオンの足の裏に張り付いていた……。



 あっという間に1人が死に、2人が瀕死。

 デアス隊は壊滅のピンチに陥っていた……。

見やすい書き方が未だに分からないのですが、

自分の小説、見辛くないですかね?

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ