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4.5 ただいま参上!我ら勇者三銃士 その①

切りがいいので一回投稿します。続きは明日の予定です‼︎......大丈夫か?俺‼︎((((;゜Д゜)))))))


【勇者見た目】

その一 ・腰布一枚、筋肉、短髪、赤髪、碧眼ワイルド系のイケメン野郎


その二 ・黒の燕尾服、白髪黒髪1:1、碧眼、中年のナイスガイ


その三 ・煌びやか・ヒラヒラの皮鎧にロングブーツ、黒髪ロング(髪の端を括っている)、細身長身のイケメン野郎.......


【レティシア視点で進みます】


「ちょっ!ど、どうするのさ⁉︎レティシアさん!アレス、飛び降りて行っちゃったよー‼︎」


『ッ‼︎ 今はそれどころではありません....しっかりと掴まっていて下さい‼︎速力を上げますよ!』


下から無数に飛んでくる気弾(闘気の塊)の回避に集中している。それでも既に10発以上直撃した。表面積の広い今の形態ではこの弾幕を全て躱し切ることができない。


いけませんね.....今はまだ結界を張れていますが後何発耐えられるか....


『花蓮!魔力は後どのくらい持ちそうですか⁉︎』


「うぇ⁉︎え、えっと...ちょっと待...ッ!」


『どうしたのです‼︎花蓮⁉︎返事をしなさい‼︎」


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【以降暫く念話となります】


「う....ごめん...ちょっと舌を噛んじゃったんだ....今、念話を使ったからもう大丈夫。魔力は今の所問題ないよ。あと...30発は耐えてみせる!」


この調子なら結界の方は問題なさそうですね。それにしてもいけません....念話のことすら頭の外でした...ここまで余裕のない状況というのも久しいですねッ!


今までより一回り巨大な気弾を羽を折り畳み、落下に左回転を加えて回避する。


『大丈夫ですか⁉︎もうすぐ弾幕を抜けますよ!』


「うっッ.......だ...いじょ....ぶ。」


大丈夫ではなさそうですね....これでもまだ吐いていないだけ頑張っている方でしょう。

それよりも早く....早く彼女を城へ送り、戻らなくては.....どうか、それまでご無事で...アレス


《リ...リフレッシュ!》


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【念話終了】


「弾幕抜けたね‼︎助かったー!....でも大丈夫かなぁ...アレス...」


『問題ありません。あの程度の窮地、彼は何度も潜り抜けています。邪龍との戦いでもそうでした。きっと今回も....』


「ごめん....僕なんかよりずっと長く一緒にいた君の方が心配するのは当然だったよね....何か僕にできることはない?なんでも言って!」


どうやら声音こわねに出ていたようですね....心配ですか....彼女は良く他者の気持ちに気がつく良い子ですね...仲良くなるためにも無事に切り抜けなくては。

しかし、なんでも...ですか......あっ!


『....それではお言葉に甘えさせていただくとして、私達の居城に向けて貴女を投げるので死なないでもらっていいですか?』


そう言って私は牙を剥き出して笑う。

気持ちとしては微笑んだつもりなのですよ?ですが仕方ありません....だって今は龍ですから....


「ふぇェェェェ......じょ、冗談だよね?師匠がお茶を飲むついでに『なぁ、鬼って確か火に強かったよな...燃やしていいか?』って!冗談みたいに実行するあれじゃないよね⁉︎」


『............』


「......ね、ねぇ...なんか言ってよ!...えっ!ちょ‼︎本気⁉︎」


『すみません。膨大な量の魔力を持つ存在を三つほど確認しました。なので...そちらに向けて貴女を投げますね?大丈夫です!私これでも投擲は得意なのですよ?それに魔力で結界を張れば死ぬことはないでしょう.....きっと....』


《クリエイト・グレーターアイテム》


「ねぇ⁉︎きっとって言った⁉︎言ったよね‼︎ダメだよ!言い切ってよ‼︎それになんで危なそうなところに僕を投げるのさ⁉︎あ、なにこれ?」


「甲冑と襦袢じゅばんです。魔力効率が悪いのであまり使いたくはなかったのですが...布一枚というのも不憫でしょう?アレス様もいないですしさっさと着替えて下さい。」


「あ、うん。ありがとう。」


着替え終わった様ですね。では!


「え⁉︎ちょッ‼︎まっ‼︎」


何やら悲鳴が聴こえましたね....さて、この感じは花蓮と似ています。

勇者.....ですか。先ほどの彼女の反応といい、あの気弾は間違いなく私やアレス様を狙ったものではなかった。彼女の魔力を照準にしていましたからね....これで少しは私の存在を誤魔化せるでしょう。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー【花蓮視点】


「うぁああああああ‼︎」


ど、どどど、どうしよう⁉︎

あっ!結界‼︎早く張らないと‼︎


《シールド・スフィア‼︎》


球体の結界で自分を守り衝撃に備える。念の為に地面と初めに接触するだろう前面により多くの魔力を注ぐ。すると青い光が強くなり、そして......


「我が意思に応えよ!愛‼︎それこそが私『わ!た!し‼︎』‼︎故に如何なる技をも受け止める❗️」


《エローーース‼︎》


『ズ!ドォオオオオン‼︎』


「あぁ良かった〜なんとかなった.....のかな?」


うーん、さっき誰かの声が聞こえたみたいだけど、辺りには誰もいない...よね?


花蓮の周囲一キロ圏内に巨大なクレーターができていた。


あ!もしかしてレティシアさん!僕にわざわざ嘘ついて逃してくれたんじゃ⁉︎.....うぅ...優しいなぁ〜もぅ....

涙が出そうになる自分を叱咤して、粉塵が舞う中で目を凝らす。すると......


「ふッ!我が、愛‼︎が届いたようだな。見事だ!さっきの一撃はなかなかだったぞ?....あぁぁぁぁ‼︎ギモヂィィィィィィィ❗️」


目を血走らせ、両手を天に広げながら、空を見上げている常軌を逸した変態が目の前にいた.....目を瞑り顔を伏せたくなる自分に鞭打って彼等を見て観察する。なぜなら自分と同等、いやそれ以上の魔力量だったからだ。


え?.........なに?この人間.....?あれ?人間ってこういう感じなの?

師匠からは人は恐ろしいから気をつけろって言ってたけど.....まさか....ね?


「...........」


「ふむ、ふむ。なるほど、なるほど。兄者、気持ち悪がられているようだぞ?私!の様に、美しく‼︎無いからな、兄者は....あぁ....やはり私は...美しいィィィ❗️」


次に現れたのは先ほどの上半身裸で腰布一つの筋肉とは違い細身の男だ。ただ、彼の革鎧?は至る所に羽根や花、宝石が散りばめられていた。確かに彼は鬼族の彼女から見ても美形に思うだろう。多少は心を動かしたかもしれない。

アレスに会っていなければ....


なんで『美しい❗️』の後、体を抱きしめてクネクネしてるんだろ.....なんだか....鰻みたいでやだなぁ.......


「...............」


「ふむ、仕方ありませぬなぁぁぁ!レディーに向かってグイグイ押し迫るのは感心致しませぬぞ⁉︎怖がっているではありませぬか‼︎この様なエロ.......美しい女性には触れず。迫らず。愛でるもの!影からこっそりと、朝起きてから寝るまでの間を常に見守ってこその男というものでしょうがぁぁぁぁぁぁ‼︎恥を知りなさい❗️」


....どうしよう。『美しい!』以外の二人の目が怖いよ.....それに.....うぅ....レティシアさん早く来て.....


『シュッ!ドォォォォォォン‼︎』


目の前の変態達が一瞬で光の柱に呑まれた。

レティシアのブレスだ!

竜や龍の使うブレスは【龍術】と呼ばれる技法で龍闘気を圧縮し、撃ち放つものだ。しかし、圧倒的破壊力を持つブレスであっても弱点がないわけでは無い。


まず、第一に燃費がものすごく悪い。どの程度かというと、アレスの使っていた龍闘魔法の完全回復に使用する(消費魔力+龍闘気)×20くらいの燃費だ。龍の中でも最上位クラスに位置するレティシアでさえ全力ブレスは日に4発撃つのが限界だ。


第ニに、威力に調節が難しいことにある。レティシア程になると全力のブレスで6000メートル級の山脈を消し飛ばせるほどだが、どんなに弱めても全力の8割程度までしか落とせない。


第三に、発射までのチャージが威力に比例して長くなる。かといって、あまり短くし過ぎると暴発、もしくは発射そのものができないといった事態に陥る。

故に花蓮を勇者達にぶつけ、彼女は太陽に隠れながら真上でブレスをチャージし、最高のタイミングで全力の一撃を正しい座標に向けて放ち、撃ち抜いた!


『すみません。思ったよりも時間が掛かってしまいました。よく.....頑張りましたね。』


なんで凄く申し訳なさそうな顔してるの?目を見て話してよ....なんで逸らすの?話し聞こえてた?いや....まさか...ね?


『私が二人を相手致しましょう。貴女は....あのヒラヒラしている者をお願いします。』


あ!良かった‼︎まだ.....マシな相手だ...

でも、大丈夫かなぁ...まぁ龍の姿の彼女に欲情する人間なんていないよね?........多分


「分かったよ!絶対、絶対に人の姿を見せたらダメだからね⁉︎ほんとだよ!」


『えぇよく分かっています。それより、来ますよ‼︎』


「兄者ッ!父上ッ!大丈夫か⁉︎」


「問題はありませぬぞ!息子よ!それより....」


「いぃ!いいぞ‼︎もっとだ『ハァハァ』もっと寄越せェェェェェ❗️」


二人の心配をよそに目の前の変態は、力こぶを盛り上げて歓喜に震えていた......


「それでこそ兄者だ!今の兄者は....美しい‼︎」


「無事でなにより。それでは名乗りを上げますぞ‼︎」


もぅやだぁ.....アレスぅ....早く会いたいよ...この人間達怖いよ....レティシアさんはどうしてるんだろ?

そう思い彼女(龍)を見る


「えっ!ブレス⁉︎な、名乗りを上げるって言ってたよ⁉︎」


『貴女は、彼等にこれ以上話して欲しいのですか?嫌でしょ?私は嫌です‼︎』


目だけをこちらに向け、念話で話すレティシアの気持ちは凄く解る...けど、


「あの人達だって生きているんだし....その....名乗りくらいは聞いてあげて.....その後黙らせよう?ね?後味悪くなっちゃうよ。」


そう言うと考える素振りをしてから、ブレスのチャージで光が漏れていた口から光が消えた。どうやら名乗りくらいは聞いてやるようだ。


『はぁ...既に後味も何も無いのですがね....時間もありません!早く名乗りなさい‼︎」


呆れた口調でレティシアが名乗りを促す。

あれ?三人の目がキラキラしてるのは気のせい?こういう感じの展開が好きだったりするのかな?もしかして......騎.....無いね‼︎それだけは絶対に無い❗️


「では、では!お待ちかね!ここは年長者たる私からですな!」


他の二人も異存なしとばかりに頷いている。


「私の名はロイド・ブルク!剣の英雄に仕える、性の勇者でありますぞ‼︎」


「我が名は、ジョージ・ブルク‼︎同じく剣の英雄に仕える、愛❗️の勇者で、ある!」


ちんの名は、テペロ・ブルク...あぁ....名前までも....美しい❗️」


「「「我ら、三人揃えば無敵の勇者三銃士‼︎」」」


『「..............」』


小鳥のさえずりすら聞こえない沈黙、ただそれだけが彼らの周囲を支配していた。

三人の中の誰かは分からない。しかし、確かに冷や汗からの雫が、渇いた大地に落ちる。それが開戦の幕開けとなった。


『行きますよ花蓮!』


「任せてよ‼︎」


二人は三銃士を名乗る勇者を分断すべく動いた。

花蓮は近接魔術戦を得意とし、美の勇者に向かって魔力を帯びた突進を仕掛ける。

対して、レティシアは遠距離戦が得意故に飛び立った。三銃士を名乗る勇者に遠距離攻撃手段が無ければ、勝ちは揺るがないだろう。

はっきりと言って二人の相性は最高だ!しかし、


「侮るな‼︎」


ジョージが魔力で生み出した青い光を放つ極太の槍をレティシアに放つ!

さらに【愛の勇者】は流れる様に体を反転し、突進を仕掛ける花蓮の前に現れた。


ヤバい!このままじゃ防がれちゃう‼︎

しかし、ダメだと分かってはいても突進は止められない。何故なら中途半端が許される相手でないと先の攻撃で分かったからだ。そして....


「はぁぁぁ‼︎」


息を吐き、魔力のブーストによって速度と破壊力を刀に纏わせ斬りつける!無論全力だ。


『ドスッ....!』


「えっ⁉︎」

なんで躱すか、防ぐかしないの?


花蓮は今起きた事態に困惑し、目を見開く。すると直ぐ答えが返ってきた.......


「ギモヂィィィィィィィィィィ‼︎『はぁ...はぁぁ....』」


花蓮はその叫びを聞いた瞬間に理解する。

こいつは《ヤバい‼︎》と、ここで倒さねばならないと。そして同時に大量の魔力を練り始め、離れたレティシアに念話を繋ぐ。《大軍魔法》を凌ぐ《極大魔法》を使うために....


「レティシアさん!《極大魔法》を使うために時間がかかるから援護して!少なくとも分断くらいはできると思うから‼︎」


『了解しました。では、行きます!』


魔力の槍を回避したレティシアは、遥か上空に待機していた。敵の射程を測れれば良かったのだが仕方ない。

一気に【愛の勇者】目掛けて急降下し、落下直前に《龍人形態》になる。末端から膝と踵までが龍の爪と鱗に覆われ、尻尾が生えていて、水着のように局部を鱗を残すことで隠している。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

【レティシア視点】


「これでもダメですか....やりますね」


龍の質量と、魔力を推進力に追加した落下速度を掛けた衝突力を《龍人形態》の蹴りに込めたにも関わらず男は立っていた。


「ふっ....これほどのダメージを受けるとはな.....見事だ!しか〜し‼︎まだだ!まだまだまだぁぁぁ‼︎私を楽しませるには足りィィィィィィン❗️」


「両腕を粉砕されてなお言いますか...ならばこれでどうですッ‼︎」


「横から失礼!」


『ドンッ‼︎ゴォォォォ!』


完全不可知化の極大魔法を使うロイドの攻撃を横腹に受け、10メートルほど飛ばされた。


「ふぉ!ふぉ!ふぉ!なかなかに重たいですなぁぁぁ‼︎」


「...こいつ....ブチ殺す....」


ついにレティシアがブチ切れた。


まず初めに名乗りの後に冷や汗を誰が流したのか!気になりますよね⁉︎というわけで答えましょう❗️美の勇者です。まぁ後の二人のメンタルは金剛石を超えてますよ....

ところで、どうでしたか?私としてはかなり楽しく書かせていただきました‼︎ありがとう❗️三銃士‼︎君達のことは忘れない.......まぁ死んではいませんが....


余談です。


レティシアが魔法で花蓮の装備一式を生み出したのに、なぜアレスに着替えを持ってきてもらうように頼んだのか?それは、乙女の秘密というやつなので気にしてはいけません‼︎彼女は変.....ちょっとあれなだけの乙女ですゆえ....

【勇者三トリオの初期設定】

・愛の勇者→ドMの変態

・性の勇者→女の敵

・美の勇者→とにかく「美しい‼︎」

ってな感じでした。だいたいまんまですよね....

個人てきには性の勇者が好きです。当事者でなければ......

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