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幻想世界の幻滅勇者  作者: 澪
11/12

11.勇者は魔王幹部との戦いで始めて魔法を使ったようです

「_________オレ、オ前ヲ殺ス」

オークの口から出たその言葉で、俺の戦いの火蓋は切って落とされた。

俺の認識上、オークといえばエロゲかどこぞやのスライムしか印象がない。

どう動こうか考えているときには、すでに目と鼻の先まで迫っていた。

戦斧が振り下ろされ、俺はそれをかいくぐるように回避した。

_________なんだこのオーク!どっかのスライムのとこのオークはこんなに早くなかったぞ!

「今ノデ、仕留メタトオモッタ。次ハ殺ス」

考える前に動かないと本当に死ぬと思った。

そうして打ち合いが始まったわけだが、その途中でふと思い出した事があった。

______そういえばセリカが支援魔法かけてくれたんだっけ。いきなり殺されかけたから忘れてたな。そういえば、全能力の強化だったっけ。じゃあ首を狙えば倒せるかな?今まで生き物殺し事ないからこういうことをやりたくないな。

そんな事を考えながら、戦斧をかわしていた。


ゼロ様と別れて数時間、私はゼロ様のことを心配しつつ負傷した騎士の人たちを癒したり、街の人たちの不安を和らげていました。

「ねえねえ、聖女のおねえちゃん」

私が休んでいた時に一人の少女が私に話しかけてきました。

「なに?もしかしてお外が怖いの?」

「そうだよ。でも、勇者さまとおねえちゃんがいるから大丈夫だよね」

そんな少女の言葉に、私は少しだけ不安を覚えてしまいました。

でも、私は少女を安心させようとしました。

「大丈夫だよ。ゼロ様は、勇者様は強いお人ですから。きっと魔王軍を退けて帰ってきますよ。だから、安心してください」

「そうだよね、勇者さまはつよいもんね。ありがとう、聖女のおねえちゃん!」

そう言いながら街の人達がいる方にその少女は走って行きました。

_______大丈夫ですよね。きっとゼロ様は帰ってきてくれますよね。

そんな不安を抱えつつ、私は負傷した騎士の治療に戻って行きました。


あれから数分、オークが振るう戦斧を避けながらどう倒すかを考えていた。

首を落とすのが一番簡単らしいけど、そんな事やってのけるのは俺には無理だ。

そもそも俺、どっかの賢者さまのお孫さんじゃないし。

魔法とかも使えないし、どうしようかな。

そういえば、セリカが魔法は言霊に魔力とイメージを込めることで発現するものって言ってたな。

______あれっ?じゃあ俺、魔法使えるんじゃないか?

確か魔力の込め方もあの時言ってくれたと思うし、やってみるか。

「ドウシタ、勇者ハコンナモノカ」

そうやって、戦斧を振り下ろしながらオークは言ってきた。

「それはどうかな?」

そう言い放ち、俺はオークの背後に回り込んだ。

________どっかの爆裂魔法使ってみたいけど、危ないしやめておくとして、確か水って加圧して、最速で打ち出せば包丁くらいなら切れたっけ?

とりあえず、やってみた。

『我、打ち出すは神速なる水の刃なり』

そう言い放つと、右手に魔法陣が出現し、思った通り水刃が勢いよく飛び出した。

「ソノ程度カ。ソンナモノ切リ裂イテ_______」

そう言いながら、戦斧を水刃めがけて振り降ろすと…………水刃ではなく戦斧が切り裂かれた。

_______よし、成功した。動揺してると思うし、今だったら爆裂系でいけるかな。

そう考えながら、俺はまた背後に回り込んだ。

________イメージは某世界に祝福を!でいいとして、詠唱をどうしようか?いっそのこと厨二病みたいにやっみるか。

『我、究極の爆炎を知る者なり。我に刃向かうものは灰燼に帰し焦土と化せ!』

魔方陣が展開され、魔法は成功したが……………………イメージしたものがあれだったせいでオークの体を覆うように展開され、殺意高めな威力の爆発が起こった。

__________そしてそこに残ったのは、焼け焦げた大地と、文字通り焼き豚になったオークの姿だった。

「オレ、オマエヲ見誤ッテイタ。ココカラ本気ダス」

_______あれ食らって生きてるのかよ!人だったらあれ直撃したら死んでるよ!………………………そういえば、あいつ人じゃなくてオークだった。

そんな事を心の中で言っていると、オークがなにやら怪しげなオーラを纏い始めた。

そして、距離を置こうと後退した刹那………………一瞬にしてオークが目の前に迫り、拳を振るっていた。

こんにちは、澪です。

4ヶ月ぶりの投稿です。

いろいろやることがあったり、内容が思い付かなかったりして投稿が遅れてしまいました。本当にすいません。

それでは、次回をお楽しみに。

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