中学二年になった私。
私は中学二年になった。
中学二年と言っても学校には行ってないからこの表現があっているのかはわからない。
ずっと部屋にひきこもってる私。部屋から出るときはごはんを食べる時かトイレ、お風呂ぐらい。それ以外はずっと明かりを消したこの暗い部屋にいる。暗い部屋の方が落ち着くからずっと部屋の明かりは点けないまま。
クラスの子達の話声を聞いてしまったあの日から一年とちょっとが過ぎた。あの日から一日、一日が過ぎていくごとに私の心は澱んでいった。
もう何も考えたくない。もうどうでもいい……。ただ生きていることが辛い。この世界に存在していることが辛い。って思いはじめた。
なんだろ……。今はもう死んでもいいかな、なんて思うこともあったりする。なんで私生まれてきたんだろ……って思う。
引き出しを開けてカッターナイフを取り出す。カッターナイフの刃をゆっくり出し、カッターナイフの刃を自分の腕に押し当てる。刃を少しずつ引くと腕の皮膚が裂けてそこから赤い赤い液体が次から次へと流れ出す。自分の身体を傷つけて赤い赤い液体を見ていると気持ちが落ち着く。
生きていてもしょうがない、死にたいって思う。何度も何度も死のうとした。でもいざ死のうとすると怖くなって躊躇してしまう。だから私はそんな感情で押しつぶされそうになった時、自分の身体を傷つける。
これが中学二年になった私の今。