ダンジョンスタート
こんばんは、夜泉です。
途中、視点が変わります。
今回も楽しんでいってください。
「「本当に、ありがとうございました!」」
「かまんよ、うちも、ええ物、貰ってるさかい。ほなな。」
「「ありがとうございました!」」
そう言って、2人と別れる。
因みに、貰った武具は、
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氷結剣 R+:耐久400 攻撃+25 防御+3 氷属性攻撃
氷結鉱で作られた剣、柄には、ビックボアの革が使われている
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ビックアントの軽甲鎧 R:耐久600 防御+25
ビックアントの甲殻で作られた軽鎧、固さのわりには、軽い
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風鳥水狐 SR+:耐久600 防御+35 魔防+10 敏捷+10 水属性耐性 風属性耐性
ブラストホークの上羽毛をベースに、アクアフォックスの毛皮で仕上げられた服、雑に扱っても劣化しにくい
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因みに、あの2人とは、フレンド登録している。
さて、冒険者ギルドに行こか。
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ん〜、そこそこ、ええ値で売れたなぁ。
ビックカウの乳が500G、レモンクマの蜂蜜が3000G、蜂蜜クマのレモンが1500G、ノーマルアントの蟻蜜が4500Gで、合計9500Gやな。
そこから、さっき宝箱に入れた、鉄の剣5000Gとボア革の鎧3000Gを引いて、余りが1500Gになるさかい、ダンジョンの拡張は後やなっと、着いたな。
『お帰りなさいませ、マスター』
「ん、ただいま。んで、早速やけど、他のプレイヤーがダンジョンに入れるようにして欲しいんやわ」
『よろしいのですか?まだ、かなり準備期間は、有りますが』
「かまんよ、早よ、他のプレイヤーの反応が見たいし」
『分かりました。・・・設定変更、完了しました。それと、プレイヤーが数名、近くに来ています』
「ほぉけ、なら少し待っとったら、入って来るかいな?」
『はい。おそらくって、入って来ました』
「ほな、お手並み拝見といこか」
☆☆☆☆☆
視点変更・パーティー名:テュポーン
「おい!ボアがそっちに行ったぞ!」
「任せろ!ダブルスラッシュ!」
〈ぶひぃぃ!〉
「よっしゃぁぁぁ!これで、鉄の剣が買えるぞ!」
俺は、ザウス、パーティー名:テュポーンのリーダーで、レア種族の巨人族の戦士だ。
「その前に、できるだけこの辺りでレベル上げするぞ。ノーマルボアが多いからな」
今、話しかけてきたのが、獣人族牛人種のミノタス、同じ戦士だが、ミノタスは重戦士、俺は、剣士を目指しているため、役割分担は問題ない。
「MP回復したから次からは、魔法使って行くよー」
「MPを使いきってしまったのは、あなたが、はしゃぎすぎて乱発したせいですけどね」
「ちょ、それ言わないでよー、謝るからさー」
そう言い合っているのは、魔人族エルフ種の魔法使い、ヴィーディテと魔人族のレア種、ダークエルフ種の戦士、アミスだ。
因みに、アミスは、戦士だが、弓矢を使っているのでヴィーディテと一緒にいた。
「おい、見ろ。洞窟があるぞ」
「本当だねー、ダンジョンだったりして」
「あり得ますね。どうします?ザウス」
「一応、これでも攻略組を目指しているからな。もし、ダンジョンだったら他のプレイヤーと差をつけるのに丁度いい」
「だな、よしそうと決まれば、早速入ろう」
ざっざっざっざっ、洞窟に入って2つ目の部屋でゴブリンが3人いた。
どうやら、まだ、こちらに気付いていないようだ。
「ミノタスが先制して、俺が追撃で仕止めるって感じか?」
「魔法で先制した方が早くないー?」
「部屋の感じから、ここがダンジョンってのは間違いないだろうし、ボス戦のことも考えて、魔法は温存するべきだろ」
「なるほどー、了ー解ー」
「それじゃ、オレが3つ数えて先制するから、タイミング合わせろよ」
「ああ」
「3、2、1、行くぞ!」
ミノタスの合図とともに走り出す、ゴブリンが気が付いたが、もう遅い、ミノタスが剣を振り上げた、その時、
〈ケーーン!〉
右側から、赤い玉が3つ翔んできた。
一瞬の出来事だったため、何が起こったか分からない。
だが、ミノタスが赤い玉に当たって吹き飛ばされた後、動かなかったため、モンスターからの攻撃と判断し、後ろの2人に撤退を指示しよう後ろを向くと、いつの間にか現れたボア2匹に右側から突進され、吹き飛ばされようとしているところだった。
まずい!早く逃げないと。
走り出そうしたが、頭に強い衝撃を受け、視界が真っ白になる。
頭部に打撃を受けた時、低確率でなる気絶の症状だ。
しまった、ゴブリンのことを忘れていた。
そう思っていると、急に視界が変わり、噴水広場になった。
どうやら、パーティーが全滅したため、リスポーンしたようだ。
まだ、皆は、何が起こったか把握できていないらしく、呆けている。
色々言いたいことは有るが、とりあえず一言、
「運営の鬼畜野郎!」
お読みいただきありがとうございます。
テュポーンのメンバーのステータスは、1人ずつ、ここに書いていきます。
今回は、ザウスのステータスです。
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ネーム:ザウス
性別:男
種族:巨人族Lv6
職業:戦士Lv6
状態:通常
HP:520(種族ステータス+職業ステータス)
MP:170
攻撃:50+3
体力:57
防御:43+15
魔力:21
魔防:17
敏捷:28
器用:23
装備
初心者の剣:耐久無限 攻撃+3
初心者用の剣。
鉄の鎧 :耐久600 防御+15
鉄で出来た鎧、丈夫
スキルスロット 10/10
種族スキル
鋼の体Lv3/10 異常な怪力Lv2/10 巨人剣Lv2/10
職業スキル
体術Lv1/10 威嚇Lv1/10 武器の心得:剣Lv2/10
通常スキル
剣Lv5/10 攻撃強化Lv2/10 防御強化Lv2/10 体力強化Lv3/10
称号
なし
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以下、ザウスのステータスに出てきたスキルの説明です。
鋼の体
発動後、少しの間、防御値上昇
異常な怪力
発動後、少しの間、攻撃値上昇
巨人剣
巨人が使う剣の技を獲得できるようになる。レベルが上がると獲得できる技が増える。
体術
体の技を獲得できるようになる。レベルが上がると獲得できる技が増える。
威嚇
自身よりレベルが低い相手を状態異常:恐怖にすることがある
武器の心得:剣
剣の耐久値減少を抑制する
剣
剣の技を獲得できるようになる。レベルが上がると獲得できる技が増える。現状使用可能技:ダブルスラッシュ
攻撃強化
自身の攻撃値を増やす。レベルが上がると値が増える。
体力強化
自身の体力値を増やす。レベルが上がると値が増える。
以下、状態異常の説明です。
気絶
行動不可、視認異常、防御値0化の3つ付与
恐怖
行動抑制、防御値減少の2つを付与
では、では