表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
変身少女のタマゴ系ライブ  作者: 葉月 優奈
五話:『宇野中 撫子』のタマゴアイドル:前編
PR
70/159

070

車を降りると、私は人の多さに驚いていた。

そういえば、ここで一週間ほど前に『トランス』のメグッポがライブをしていた場所。

日曜の朝ということで、人通りも多いようだ。

タマドルが身にまとう神衣装で私は、近くのベンチに座っていた。


時間は九時半、待合時間まで三十分ある。

私は、それでも恐ろしいほど落ち着いていた。


(私は、生まれて初めてのデート)

男性と二人きりになる経験は初めてだ。

そして、私はずっと一人で待っていた。

私は彼との初めて二人きりの時間を、楽しみで仕方がない。


(まだ、でしょうか?)

時計の針はほとんど進まない。

人は駅へと吸い込まれていく。

そんな時だった、私の前から嫌な予感がした。


(なんでしょう、今の)

私はわずかな体の震えを覚えて、周囲を見回した。

私の目の前には、駅。少し先には改札口があった。

だけど改札口の方に、小さな黒い塊が見えた。


(まさか、そんな)

私の不安はすぐに的中した。

そう、黒い塊はやがてコウモリの群れだと気づいた。

だけど街中に現れるコウモリは、普通ではない。


「カクイドリ!」

立ち上がった私は、唇を噛み締めた。

自然と、私は険しい表情になっていた。


「やるしかないのですね、リアルライブっ!」

私は両手を合わせて祈る。

そしてまもなくして、私は移動していた。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ