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変身少女のタマゴ系ライブ  作者: 葉月 優奈
十話:『ハコベ』のタマゴアイドル:後編
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車に乗っていた自分、それからお嬢様と霞。

これは余りにも意外な取り合わせだ。

車の窓から、日曜日の四日市の光景が見えた。


「平和ですね」

「うん」撫子お嬢様が穏やかな顔で、霞に語りかけていた。

だけど霞は、ずっとうつむいていた。

それにしても、今日は割と暑いのに長袖のジャージの霞。

なぜ彼女は、ジャージ姿のだろうか。


「待って」

自分はある一箇所で停めた。それは『ドンペンホーム』だ。

ほぼ二十四時間やっている、ディスカウントスーパーだ。

なにより、ここはカスミンと出会った場所。それも先週だ。


「ここには、タマドルの筐体があるはずですね」

「ああ、ある」それに応えたのが、霞。

「少し調べてみてもいい」

「わかりました」

こうして自分たち三人は、車を降りた。

ドンペンホームは、朝なので人が少ない。



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