泣いたのは
寒空の下からぐぅっと、見上げる
今日もそんな日だった
しばらくすると 首が痛む
まるで僕みたいだ
仮面を外そうとするけれど
おっと危ない ここはまだ外だった
あの人にもあの人にもあの人にも
この仮面は見えているのだろうか
ひゅぅーっとぼくの袋に空気を入れる
ふぅーっと吐き出してみる
それでもこれでも 拳を握りしめた
なぜだろうこれから 走り出す
雨が降ってきたな 舐めてみると塩からい
止まらず止まらず溜まってしまったんだろう?
この仮面は見えているのだろうか
この仮面は見えているのだろうか