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泣いたのは

作者: 琴葉

寒空の下からぐぅっと、見上げる


今日もそんな日だった


しばらくすると 首が痛む


まるで僕みたいだ


仮面を外そうとするけれど


おっと危ない ここはまだ外だった


あの人にもあの人にもあの人にも


この仮面は見えているのだろうか


ひゅぅーっとぼくの袋に空気を入れる


ふぅーっと吐き出してみる


それでもこれでも 拳を握りしめた


なぜだろうこれから 走り出す


雨が降ってきたな 舐めてみると塩からい

止まらず止まらず溜まってしまったんだろう?


この仮面は見えているのだろうか

この仮面は見えているのだろうか

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― 新着の感想 ―
[一言]  はじめまして、葵枝燕と申します。  「泣いたのは」、読ませていただきました。  「舐めてみると塩からい」雨って、涙のことかなと思いました。タイトルも「泣いたのは」ってありましたし。仮面は……
[良い点]  はじめまして。タケノコですm(__)m。こんにちは。  作品を拝読しました。読んでいて上手いなと思いました。読者に想像をゆだねるスタイルも素晴らしいです! 楽しまさせていただきました!…
[良い点] 寒空は、曇天模様ですね? 晴れの空が本当の自分、それを覆い隠す分厚い雲を、外で被る『僕の仮面』と見受けました。 大胆な対比、素敵だと思います。
2016/03/17 07:59 退会済み
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