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世界〜神と私達のゲーム〜  作者: せいび
3/4

新米、ダメダメです。

「つまり、あんたのミスで俺らはこんなミスにあってるってわけだよな?」

「そーですけどー、私だってーこんなミス起こしたくて起こしたわけじゃないんですー。」

自称神様のキサラギさんが言うには、どうやら私達の世界は神様達によって支配されてるらしく・・・。

「支配じゃありませんー!管理ですー」

管理されてるらしく、私達の高校を管理してたのがこの自称神様のキサラギさんらしい。

「私ー、新米でー、まだ慣れてなくてー」

新米?神様に新米なんてあるの?

「このゲーム機で管理してたんですけどー、操作難しくてー、セーブしようと思ったらー、間違ってリセットボタン押しちゃったんですよー。」

えっ?リセットボタン?それってかなりまずいんじゃ・・・。

「あっ!でもでもでも!お偉いさんが、リセットは阻止してくれたんですー!でも・・・。」

でも?

「時が止まっちゃって・・・。時空の流れが乱れたんです。グスンッ。」

あーあ、また泣き出しちゃった。

「でもぉ、時空の流れを元に戻したらいいんだよねぇ。」

神宮くん、あっ、神宮葉月くんが言った。

「そうなんですけどー。」

プルルルルル♪

何。この音。

「あっ!私ですー。」

で、キサラギさんポケットからスマホみたいなのを取り出した。

私でさえまだ、ガラケーなのに!ってか、なんでかみさまが通信機械なんてもってんの⁉

で、キサラギさん画面見てにっこり。

「はいー!キサラギですー!」

おぉ!表情が輝いてる!

「えっ?来てくれるの?うーれーしーいー!

ありがとう!じゃあ、待ってるね!」

キサラギさん笑顔です。目がハートです。キラキラ感MAXです。

「なんや、彼氏さんと電話かいな。」

神宮睦月くん、冷静!

「そ、そんな関係じゃないんですー。君たちにとってもいいことよー。」

「何がだよ。」

先輩そうとういらついております。

「あのねー、私みたいな新米じゃない、ちゃんとした神様が助けに来てくれるのー。」

ちゃんとした神様って・・・。

「もうすぐくるはずよー!」

キサラギさんテンションあがってるー!

「キサラギ!」

おっ!前から男の人の声が!

「ハルトさん!」

ヘェ〜、ハルトっていうんだー。

ちょっと待って。めーっさイケメンなんですけど⁉

やばい、タイプすぎ!

「おい、お前、タイプとか思ってんじゃないだろな。」

うっ!先輩するどい。

「思ってるに決まってるやんか!だって、めっちゃかっこいいもん。なぁ?弥生ちゃん?」

弥生ちゃん?あぁ、私のことか。

いきなり弥生ちゃんって。まぁ、いいけど。

「思ってますよ。だって、超タイプなんですもん!」

はっきり言っちゃった。弥生恥ずかしいーって、照れてる場合じゃねぇ!

「僕は、管理取締役のハルトといいます。

本当に、こちらのミスで迷惑をかけてすみません。まだ、元に戻せてないんだ。本当に申し訳ない。」

そういうと、ハルトさんは頭を下げた。

対応が、キサラギさんと全然違う!

さすが、取締役ー!

「ハルトさんがぁ、謝ることじゃぁ、ないとぉ思うなぁ。」

おっ!葉月くん言うねー!

「僕的にはぁ、キサラギさんがぁ、謝るべきだと思うなぁ。」

その通りだー!キサラギあやまれぇぇぇ!

そしたらキサラギさんまた泣き出しちゃった。

「グスンッ。今回は、私のミスで迷惑をかけてすみませんでした。グスンッ。」

やっと謝った。

そして、私達はハルトさんに案内されて、神様の世界に入ることになったのだ。

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