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名無し「ノーネーム。」  作者: むすぶあい
粗大ごみの夜。前編。
9/31

粗大ゴミの夜 鮫島組と神谷組

時間は18時。香水の香りが強い。歌舞伎町のキャバクラのVIPルームにて。

「兄ちゃんがノーネーム。のボスか??」

「はい。ノーネーム。のリーダーシェイドと申します」

「兄ちゃん、うちら神谷組の組長が兄ちゃんを偉く気に入っててな?うちの傘下に入らないかって話なんだけどな?」

「ノーネーム。がですか。」

「あぁ。そうだ。いい話だろ?金も入る。いい女も抱ける。何より俺たちの組が後ろ楯になる。良いことだらけじゃないか?」

「たしかにそうですね。」シェイドは笑顔で答える。


バンッ

ホールにて銃声が響く


「ノーネーム。出てこい!!」大人数のチンピラが店に入っていく。逃げ惑う人々。そして店の奥からチンピラが出てくる


「テメーらどこの組のもんだ」


「鮫島組だ!神谷組のカスども。テメーらもしね!」


バンッ

銃撃戦が始まる。


「兄ちゃん。少し待ってろ。」

「いえいえ、あなたが地獄で待っていてください」


バンッ


シェイドは笑顔で銃を放ち、弾丸は神谷組の幹部を貫いた。


「な、なぜだ、お、ま、えらにもいい話、だ、ったはず」


「確かにそこら辺のゴミなら尻尾を振ってついてくだろう。でも、俺たちには効果はない。金に腰降る阿波ずれや、欲望にまみれた金も、ましてやお前らの後ろ楯なんか要らない。」


「み、みのがしてくれ。。」


「ダメですよ?見ててください。あんたが忠誠を誓った組そして、歌舞伎町に存在する粗大ゴミの処理される様を。」


バンッ

弾丸は男の脳天を貫いた。


「オーバーウォッチ。」シェイドは止まった時の中、神谷組の構成員の死体をみながら進む。


「サク!行こうか?」


「はいボス!ただ鮫島組のやつらはいいんですか?」


「ああ。彼らには神谷組を殺した人たちになってもらうんだよ。」


「だからわざわざ鮫島組から銃を奪ってきたんですね?」


「そうだよ?そして、ゴミは歌舞伎町から消える。そうだな?粗大ゴミの夜とでも名付けようか。」


「はいボス。」



そして、戦争の火蓋は切られた。

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