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時は流れて陸も40代になっていた。


ある時ふと思いが陸の脳裏を横切った。


「今まで、製品を通して社会に貢献していることは感じていた」


もっとダイレクトな方が面白いかもしれない。


それに+αとして、薬剤師って定年がない。


年齢・気力・体力に限界は当然来るだろうが、法的には生涯やれる職業。


定年後から始めるのは厳しいものがあるのでやるなら40代からの方が良いのではないか?


何よりも個性が生かせるのはないか?


ちょうど、(現状では)業界的にもIT化が進んで、今までのやり方では対応しきれない状況になってきた。即ち、個性で勝負する環境でなくなってきた。それは、陸にとって仕事対するモチベーションを大きく低下させる原因となった。仕事とか勉強とか何と言っても「モチベーションが大切だ」と陸は考えていた。


もちろん、モチベーションがなくても生活は出来るだろうが、「やらされている感」・「やっつけ感」・「こなす感」のみで高評価は望めないと考えるようになった。


そこで「思い切って転職するか?」


友人の西本さんに聞いてみよう。彼女なら現役の薬剤師だからアドバイスを貰えるような気がする。


そう思って、西本さんに電話してみた。


陸「久しぶり。元気にしてる?」


西本さん「久しぶりやな。元気やでぇ~^^」


陸「実は、薬剤師に転職しようと思ってんねん」


西本さん「何で?、何かあったん?」


陸は正直に話をしたが、西本さんは反対であった。


反対理由は、陸にはよく理解した。


その反面、転職するなら早い方が良いしだろうと話もあった。


西本さん(転職方向への)コメントとしては「未経験なら転職サイトで探す方が良いと思う。調剤もあれば、ドラッグでもあると思うし、それ以外にも色んな方向性があるから、色々と相談してみてはどうか?」であった。


陸は決断し、転職サイトに登録した。

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