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研修

入社式後に待っていたのが、社会人としてのマナー講習と自社製品を覚えるための勉強。

社会人のマナーの中にお酒の飲み方講習はなかったのが残念でした。

国家試験の勉強を必死でやり、さらに勉強となると(勉強に対する)モチベーションが低下しているので(勉強すること自体が)気持ち悪かったです。勉強に対する拒否反応が発生。でも、進むしかないので逃げたい気持ちを抑えながら過ごしてました。

毎日、前日勉強した試験を実施されたことがとてもしんどかったです。

そうした日々が終わりに近づいたころ、国家試験の合格発表がありました。

何と(今ではハラスメントに該当すると思いますが)同期全員の前での公表でした。

4月の下旬ごろの発表だったので、病院に就職が決まっている人は落ちるといきなり無職になってしまいます。本当に人生をかけた発表です。(どの試験であっても人生がかかっているので同じなのですがね。)

全員合格していたら良いのですが、そういう事もなく、落ちた人は辛そうでした。

絶対に必要なスキルではないのですが、やはり受験したからには「合格したい」というのが本音ですね。私自身も発表時も緊張しました。名前があったときには、「よし!!!」と心の中で叫びました。


皆が最も気にしている赴任地の発表がありました。

その時は、喜ぶ人もいれば、とても悲しむ人もいました。当時は、携帯電話というのもがないので公衆電話で赴任地を伝える。列が出来ていました。

個人的には何処でも良かったのですが、出身地の勤務という内示を受けました。

そうこうするうちに社会人初の給料日になり、ゴールデンウィークで実家に帰りました。

初任給なので、ささやかですが両親と一緒にお寿司を食べに行き、支払いました。高級店に行ったわけでもないのですが、「美味しい」と言って食べてくれたのを覚えています。

ゴールデンウィークが終われば、再び、最後の追い込みとばかりに勉強。

人生で一番勉強した時期かもしれないぐらい勉強しました。




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