大学生時代
高校時代に想像していた(研究ばかりというような)ことはなく、入学当初は失望した。当然のことながら一般教養という授業もあり、普通に英語の講義もあった。
たまたま誘われた入会した部活で先輩からお酒の飲み方を教わった。
大学1回生の時に「乾杯」という言葉の(真の)意味を教えられた。乾杯とは「杯を乾す=一気飲み」という事であった。衝撃な飲み方(現在ならパワハラに該当だろう行為)であったが、皆がしていた。何故か、そいういう光景が当たり前という感じがしていた。
試験の打ち上げで大学の向かいに居酒屋に行った際にも、たまたま飲み来られていた先輩から差し入れ(ビール)が届いてお礼を言いにジョッキを持って行き、先輩の前で一気したこともあった。
大学1回生の時、駅伝大会に出場しクラブが3位に入賞した際には、先輩と一緒に受賞式に参加した。受賞のお祝いとトロフィーを受け取りに行くと、お祝いの品がワインであった。周りから自然と一気コールが起こり半分以上飲んだが苦しくなり、先輩にバトンタッチしたことまでは覚えている。その日は今でいう合コンがあったのだが、どういう話をしたかを全く覚えていない。お酒に強くないので、「走って、ワイン飲んで、飲み行った」から当たり前かもしれない。飲んでばかりいたお陰(?)で酒席でのグラスの持ち方、ビンの置き方などは大学時代に学んだ。
3回生になってからの実験などは楽しかった。3回生の学祭でのこと、学祭で楽しく飲んでいたことは覚えているが、目を開けたら自宅で寝ていた。「いつ、どうやって帰宅したのか?」全く記憶がない。
そして4回生になったら教授から国立大学で実験するように言われ、実験は母校を離れ、国立大学で行うことなった。実験内容はフェロモンの化合物を特定することであった。その学部で他の物質を研究されている方の中にはチャバネゴキブリを研究されておられる方もいた。「(期限内に終われば)実験は24時間、いつ来ても良い」と言われた。また、論文は手書きと思っていたが、ワープロを貸してもらい、ワープロにて作成した。ベンゼン環がワープロでは書けないので、構造式は(今でいうPC)別の機械で作成してもらった。卒論は、国立大学と母校と二部作成した。今から思えば、自分のも作成しておけば良かったと後悔した。
何故?母校から離れされ一人で実験していたのか?正確な理由は未だに不明である。