男で、性犯罪の厳罰化を主張する人って、女に、これを言われたこと無いの?
十五年くらい前、
一緒に暮らしていた女に、
浮気をされたことが有りまして。
六月の終わり頃、
「他に好きな人が、できた」
と言われたので。
「結婚していたわけじゃないけど、
離婚話をしているようなものだから、
九月まで、
楽しく暮らそうや?」
と、
私は提案しました。
九月とは?
ちょうど、その六月に、
別の県に一戸建てを建て始めまして、
完成するのが九月だったのです。
私は、
九月まで、
身動きが取れない
状況だったのです。
彼女の方も、
まだ、
男のところへ転がり込む
段階ではないらしく、
私の提案を喜んで受け入れてくれました。
まあ、
これが、
逆転の一打
になったらしく、
私の好感度が上がり、
彼女は、
私のアパートから、
彼が休みの時に通う
二股生活に突入しました。
そんな関係になりますと、
全てが、
本音ぶっちゃけトークになります。
一番最初に、
彼女に聞かれたのって、
何だと思います?
「本当は、何歳なの?」
これでした。
二年くらい同棲していたのに、
知らなかったようで。
本音ぶっちゃけトークの話題は、
ほとんど、
恋バナでしたね。
なにしろ、
相手が、
十九歳の、
新しい恋に夢見ている女の子
でしたから。
そんな彼女の
お言葉の中に、
「『君を守る!』って、
男は言うけど、
『何から?』って、
思っちゃうんだよね」
というのがありました。
もちろん、
私は彼女に、
そんな恥ずかしいことを言った記憶は、
無いです。
それを言われて、
頭に浮かんだのは。
私は、
彼女が生まれる前に、
ストーカーをしておりました。
当然、
その時代には、
ストーカーなんて言葉は無いですが。
その被害者様に、
似たようなことを言った
経験が有りまして。
それを言った時は、
もう、
すでに、
百回以上は、フラれておりましたので、
お互いに、
以心伝心で通じ合う
間柄になっておりました。
これを言ったら、
被害者様が、
「何から?」
と思うだろうな
とは、
わかっていたんですけど。
私がそう思っている事も、
被害者様に伝わったらしく、
「何から?」
とは、
言われなかったんですけど。
言ってしまいました。
若い頃の私は、
本当に、修業が足りなかった
ですね。
被害者様からすれば、
馬鹿丸出し
です。
そりゃ、
二百回以上フラれるわ!
あれ以来、
女に、
「君を守る!」
なんて、
愚かなことは、
一度も言ってないです。
男が、
「君を守る!」
と言うと、
女に、
鼻で笑われるのは、
誰でもわかるとは思いますが、
法と社会が、
女性を守っているためです。
当たり前ですが、
男がどんなに頑張っても、
法と社会の前では、
個人の能力なんて、
何の価値も無いのです。
なろうの作品を読んでいると、
ルールや思想を、
正しいか、
正しくないか、
で捉えようとする人達が、
いるんですよね。
中には、
『論破!』
などと言う
低脳丸出しの人までいますが。
女は、
馬鹿じゃないので、
誰に有利なのか?
で、
物事を考えています。
基本的には、
女性が絶対有利になるように。
資本主義は、
資本家が絶対有利で、
労働者は絶対不利
これが理解出来ていない人が、
沢山いるように、
男は馬鹿なので、
ルールや思想を、
誰に有利なのか?
という観点で見ることが出来ません。
簡単に、
女に騙されちゃうんですよね。
女に都合の良い話ばかりを、
信じこまされて。
法と社会が、
女性を守れば、
男は必要とされません。
当たり前過ぎる結論でしょ。
需要が有るのは、
女性の好む条件を満たした
極一部の男だけなのです。
男にとって、
女は必需品で、
女には、
男は嗜好品
この男性絶対不利の社会システムを、
馬鹿だから、
自分から率先して、
造っているのです。
最後に、
貴方が、
女にモテない
本当の理由を教えて差し上げますよ。
もう、
おわかりだと思いますが、
そう、
馬鹿過ぎるから
です。