イベント!―後編―
コンコンッガラララッ
「あの…オカルト研究部ですか?」
「そうですけど……。入部希望ですか?」
「あ、違います。ちょっと人を探してまして。」
「そうですか。」
部屋のなかを覗いてみたが、さっきのやつはいなかった。
「失礼しましたー。」
俺はオカルト研究部の部室を後にして、もう一度久留米先生にアドバイスをもらいにいった。
「先生。どうすればいいでしょうか。」
「あのね…。そんなやつはね、いないのよ。」
「…………は?どうゆうことですか?」
「…これ。」
「あ……。」
俺はケータイを置いていってしまっていたらしい。
でも、ケータイが、なぜあいつがいないことになる。
「なんで、ケータイなんですか?」
「日多義君。このケータイでゲームをやっていないかしら?」
「やってますよ。」
「ちなみに、恋愛シミレーションゲームでしょ?」
「なんで先生が!?」
「いやね、私もやってたのよ。で、そのイベント報告が、このケータイに届いてたってわけ。」
俺の顔はその時干し柿みたいだったかもしれない。
てか、先生もやってたの?……意外
「ち、違いますよ!別に恋愛がしたかったとかじゃなくて、その……。」
「どうしたの?」
「い、妹の事なんですけど……」
「言いにくかったら言わなくて良いわよ。問題は君が言ってた催眠術師の事よ。」
「…はぁ…」
「あのね、I・KSのイベントで起こるものは、大概が空想のもので、実在はしないの。まぁ、私もよくわかってないんだけど、催眠術師は存在しなかったってことよ。」
「……じゃあ、春はどおして、倒れたんですか?」
「だから、言ったじゃない。疲れだって。」
「あ………え?」
「いろいろされるってのは、名前を聞かれるってことじゃないかしら?完全なる仮説だけど。」
「そう……ですか……」
「だから大丈夫よ!ほら、昼休み終わるわよ?教室戻りなさい(笑)」
「はい!ありがとうございました!」
俺は、チャイムを聞きながら教室へと向かった。
そういえば、I・KSには、女の子のルートしか無かったはずだぞ?どうゆうことだ……。
I・KS
早苗:1/100IKS
春:10/100IKS




