お家へ帰りましょう
「帰るってお前はどこに帰るんだよ。天国とかいうやつか?」
「え?そりゃあ、真海汰さんの家に決まってるじゃないですか。ちなみに、私のいた所は“天界”ですよぉ」
「なんで俺の家なんだよ!無理だよ!妹だっているし!」
「その妹さんには先ほど真海汰さんが寝てる間に許可もらいましたよ!」
「嘘だろぉ!そもそも、俺もいるんだぞ!?」
「え?真海汰さんがいたらダメなんですか?」
「ダメだ!ていうかお前が嫌だろ!」
「一緒にすみたいです!てか、何されてもいいです!」
......ダメだこいつ。
「じゃあ、私もめめたの家住む!」
「お前は無理だろ。まず、春には厳しいおばさんたちが娘を高校男子の家に住ませるわけないだろ。泊まるのだって無理だろぅ。」
「...ブー...。」
ガチャッ
「ただいまーっと。」
「お邪魔します!それと、ただいまですー!これからお世話になります。」
「なんで家に世話になる挨拶してんだよ。変なやつだなぁ」
豪華でも、貧相でもない3階建ての我が家へミカと帰ってきた。
ミカには、昔両親の部屋があった3階を使わせようと思っている。
早苗が2階で、俺が1階だ。1階といっても、リビングやら風呂場などがあるのであまり自分のスペースはないが、一番広い。
2階と3階は、母のデザインした服や、父の骨董品を詰めたダンボールなどで敷き詰められている部屋がいくつかあるので1階よりは広くない。が、そのぶん、自分の部屋としてのスペースが大きい。
「家に挨拶するのは当たり前ですよ!しっかりと愛情をあたえないと、ちゃんとエンチャントができませんよ!」
「エンチャント?なんだよそれ。しかも地味にダジャレを入れてくるな(笑)」
「これから話すことは長くなるので、座って話しましょう。あと、お茶ください。ダジャレじゃないです。たまたまです!」
ちなみにミカちゃん赤髪です




