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リアルとゲームが繋がったなら  作者: サパップ
1章 I・KS
1/14

早苗《さな》

ありがとうございます。

【リアルとゲームが繋がったなら】です。これからがんばります。

よろしくです!

“2:56”


俺の机の上にあるデジタル時計を見た。

「やべっ、もうこんな時間!?……明日…学校か…。」

2回ほど瞬きをして………

「…寝るか。」

そう呟き、10年ほど前に買った木製のベッドに入る。

赤ちゃんのベッドのような柵があり、そこらじゅうに傷が入っていた。


そのひとつには、文字傷があった。

そこには、こう書かれていた。



【妹を泣かせる】


…と。



これは、悪意的なものではなく、喜怒哀楽、良い感情を、さらけ出してほしい。というものだ。


両親は、本当は娘が欲しかったらしい。が、こうして息子が生まれたので、俺が6才になった頃、養子として女の子を迎えることになった。

そこについては俺も不満は無かった。何故なら、俺も姉か、妹が欲しかったからである。

それに、もぅ両親が娘を選んでいたからである。


俺たち家族は、その子を迎えにいった。ある児童養護施設の駐車場に車をとめると、その子が門前で待っていた。

顔の整った可愛い子だった。いや、可愛いというより、綺麗といった方がいいかもしれない。

その子は日本人とは思えない綺麗な赤髪で、鼻は高く、まるで、人形のようだった。

けれども、目だけは違った。形は整っていたのだが、深い深い闇のような瞳をしていた。

「……北岸きたぎし……早苗さな…です…よ…よろしく…おねがいします…。」

彼女は、か細い声を捻り出すようにして挨拶をした。

「よろしくね。今日からあなたは日多義ひたぎ早苗よ。…ほら、真海汰まみたも挨拶しなさい」

母が優しい声でいった。

そして俺も

「日多義 真海汰まみたっていいます…よろしく…」


「じゃあ、我が家へ帰りましょうか。」

母もよほど嬉しいのか、満面の笑みで車に早苗を乗せた。

施設からの見送りは一切無かった。



そして、4人はホームセンターに行った。

ここで、早苗の家具を揃えるそうだ。

ついでっていうのもなんだが、ベッドはここで買った。そぅ、早苗と出会った日に。


そして、早苗以外は楽しそうに。早苗は俯きながら我が家へと向かった。





早苗の心が気になりますよね?よね?(笑)

ま、息子がいるのにも関わらず、娘いる!?って感じですけど、この家族。見守ってあげてくださいね!

ありがとうございました!

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