1章の人物紹介
二章に突入する前に投稿する予定だったのに、すっかり忘れてました。
◆クロノ・タナニス・エンディア(古住黒乃)
元高校2年生、現世界最強の男。バナナの皮で滑って異世界トリップしたり、Lv.1000になるなど、とにかく規格外な男でもある。
フェムトの全て等を身に宿し、世界から魔王認定された。その所為でいろいろあったが、魔族の王となることを決意。「(人間を)駆逐してやる!」なんてことは、ない……筈。
元の世界では少し手が出るのが早いだけの、お馬鹿な性格が、フェムトと混ざったことで最悪に。本人は性格が変わったことに気付いていないようだが、違和感も感じていないようである。
黒髪黒目、顔は中の上。つり目で三白眼気味。身長は176㎝。
要するに最強最悪の主人公である。
◆フェムト・タナニス・エンディア
元Lv.999の龍王、現クロノの脳内居候。
クロノを気に入り、問答無用で己の全てをぶちこんだ。これからクロノによって起こされる騒動の、全ての元凶はコイツ。全部フェムトの所為!
戦闘狂な暗黒龍という最悪具合だが、自分の棲処から追い出された間抜けでもある。
ドラゴンにしては珍しく、財宝を貯め込む性質ではないが、戦闘で勝利した際には、相手の記憶や能力を魂ごと奪っていく下衆野郎。クロノに使用した魔法の逆バージョンである。
クロノが今後、どうやって世界を引っ掻き回すのかが楽しみな模様。できれば、ド派手に暴れてほしい。
◆銀狼に食べられたガキ共
初登場場面にして、生きたまま銀狼に食べられた哀れな子供達。少年以外はとばっちりなので、いい迷惑である。
奴隷商によって輸送中だった。少年は犬の獣人、少女三人のうち二人は猫の獣人、一人はただ人間。いずれも、名前は決定していなかった。
◆トゥルク
本名トゥルク・イシュム・イシュタル。
魔族の中でも高い地位にいる男で、謎の魔族六人衆の一人。目的の為なら手段は選ばないが、やっぱり自分の命が一番大事。
典型的な、力に屈するタイプで、圧倒的な力を持つクロノをかなり尊敬している。
◆シレア
本名シレア・アヌ・ツビャナイ。
魔族の中でも高い地位にいる女で、謎の魔族六人衆の一人。思い込みが激しく、興奮すると止まらない女。
子供の頃に聞かされた魔王の物語の影響で、魔王に並々ならぬ忠誠心を持つ。
龍王で魔王だというクロノに絶対的忠誠を誓っており、最早、崇拝の域に達している。
故郷に帰った後も、クロノから蹴られた場所を撫でながら恍惚とした表情を浮かべているのが、頻繁に目撃されている。
◆巫女その1
フェムトがクロノにかけた常時効果発動型の覗き見防止魔法によって悲惨な最期を遂げた女。
霊峰ヴィナディア山の頂上に建てられたディニア神殿で重要な役割を持っており、その一つは魔王誕生の予知。
◆巫女その2
巫女その1の代わり。スペアとして用意されていた女の一人。
巫女の役割の一つである勇者召喚儀式に参加していた。
◆魔法陣の前に立っていた女
今のところ、本名不詳(決まってないだけ)の怪しい女。金髪青目で、見目はいい。
◆勇者
自称、現実が見れる男。見目はいい。
異世界召喚のテンプレは知っていた模様。熱心に世界を救う気はないらしい。
勇者の言っていた"シリウス"とは一体……!?