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魔獣大侵攻 6

HALOって作品に出てくる地球側の艦船

あれに搭載されてるMac GUNって良くないですか!?

Magnetic Accelerator Cannonの頭文字をとってMacなんですけど

船体に埋め込まれた固定式のクソデカ砲で(間違ってたらごめんなさい)

敵方の艦船は古代文明の技術を使ったシールド纏った艦船なので、これで剥がした後にミサイルで破壊するんですけど、なんかこういうの・・・ロマン感じるんですよねぇ


まぁその後の敵艦船轢き逃げクソデカ艦インフィニティも好きなんですけど・・・内部に艦艇収納してるの何気に好き

いっぱい好き

天華は急ぎ廊下を走る


先の警報で長銃の勇者であるオリヴィラだけが呼ばれ、彼女と他の勇者達には待機を言い渡されていたが、いよいよ彼女にも出撃が言い渡されたのだ


初の本格的な戦争への参加、そう考えれば考える程緊張し南門へと向かう自身の足取りが重くなっていくのがわかる


今から向かうのは日本どころか元の世界では感じられなかった。命が失われる争いの場に「怖いなぁ」と小さく呟く


そんな時だった。目の前の角から大きな人型が飛び出してきた

重厚な緑の塗装がなされた金属の鎧、この世界での軍事兵器にして元の世界ではアニメや漫画でしか見たことのない魔導強化装甲服、MRAの一団を目にして思わず天華は足を止める


彼らも天華の姿を見つけたのか、足を止めると踵を揃え胸に手を当て敬礼してきた


「あ、その、こんにちは・・・」


この世界に来てから何度も見てきたが、敬礼を自分に対して向けられるというのには未だにむず痒く感じてしまい上手く返事を返せないでいた


「あぁ申し訳ございません。勇者様もこれから出撃ですよね」


そんな彼女の心のうちを悟ったのか、先頭に立つMRAを見に纏った男はすぐさま敬礼を解くと、優しく話しかけてきた


「はい、キング討伐部隊として」


「では、我々が幾らか引きつけますのでその間にお願いします」


それだけ言うと「それでは」と言いこの場を去ろうとする


「あ、あの・・・!」


呼び止める声に、振り向くと「えっと、その」と口籠る様子の天華が視線を右へ左へと動かしている

隊員達は何事かと怪訝な表情を浮かべるが、隊長だけは彼女の胸元で所在なさげに動かされる震える手を見て、なんと無く彼女の言いたい事がわかった


「怖いですか?」


「・・・はい」


「そうですよね、でも大丈夫ですよ」


そう言うと天華の前まで行き、威圧感を与え無いために膝を降り目線を合わせると、はっきりと見えてしまった彼女の未だ幼さを残した子供の顔に僅かに胸が痛む


「群れの一部は我々で受け持ちます。残りもきっと街に残った仲間達が相手取ります。なので安心して戦ってください」


「なんで・・・みんな死ぬのが怖くないの・・・」


こちらに向けられる優しさを感じてしまい、天華の本音が溢れてしまう


そんな返答に困る言葉に隊長はもちろん、後ろに控えている隊員達も苦笑いを浮かべる


「もちろん怖いですよ」


だからこそ、彼も本音を吐露する

幾ら着飾った言葉を言ったところで今の彼女は納得しないだろう


だから、自身の真っ直ぐな思いをぶつける


「でもね、それ以上に護りたいんですよ、この街を」


酸いも甘いも知ったこの街、嫌な事も沢山あったがそれでも今の状況になり、護りたいと強く想う


「まぁ俺は隊長に着いていきたいから行くんですけどね!」


「あ、私もです! 私も隊長が行くから行きます!」


「お前らなぁ」


せっかくの言葉に付け加えられていく言葉に、恥ずかしそうに笑い反応すれば隊員達は楽しげに笑い返す


「強いんですね」


「あなたにもこの世界で大切な思い出が見つかれば、きっと同じようになりますよ」


「大切な・・・思い出・・・」


その言葉で思い起こす

この世界に来た時の事を、トウヤの背中にヒーローの姿を見たあの日の事を


自分は何の為にこの街に来たのか、助けてくれたトウヤに勇者になった自分の姿を見てもらいたいからじゃ無いのか


そう考えた時、想いが強く慣ればなるほど天華の震えは止まっていく


その様子に隊長は安心した様に声を漏らす


「もう大丈夫そうですね」


隊長の言葉に真っ直ぐな眼差しを向けながら首を縦に振り返事をする


その時であった

ガラスが砕ける様な音が街中に響き渡り、民衆の悲鳴がこだまする


「・・・! 行きましょう!」


「はい!!」






展開されていた第一結界が砕かれ、街中に結界の残滓が降り注ぐ

結界にへばり付いていた無数のジャイアントアント達が砂の様にザァッと第二結界へと降り注ぐ姿は見るものに嫌悪感と恐怖を与え、民衆は混乱し悲鳴を上げる


「おー、派手に砕けたな」


「そうね、なんか綺麗」


そんな中で額に手をかざしながらラーザとシスは目の前の光景を呑気に見ている


「やけに落ち着いてるなお前達」


「そりゃ慌てたって良いことないからよ」


あっけらかんとセドに言葉を返すラーザと頷くシス

普段ならばそんな彼らに呆れるのだが、今の状況ではある意味で肝の据わった様子がありがたかった


しかし、それ以上に気になる事がある


「ラーザ、シス、決死隊に行くの?」


そう彼らは冒険者として決死隊に志願したのだ。しかし、無表情ながらも心配するフィリアとは反対に快活とした様子で言う


「おう! もちろんだぜ!」


「この街の危機だもの、何かしないとね」


決死隊の募集は意外にも早くに済んだ

それは動けぬ父や母の為、友人の為、家族の為に、様々な想いを持ち街の危機に立ち上がる冒険者や防衛隊員が多くいたからである


この2人も同様であった


「そう心配するなって、ちょっとは先輩の事を信用してくれよ、な? フィリア」


心配をしてくれる後輩に対し、ラーザはいつもと変わらぬ様子で言葉を掛ける


「エオーネもこの街の事お願いね」


「任せてちょうだい、絶対に1匹も入れないから」


巨大な戦斧を片手にエオーネもまた、いつもと変わらぬ美しさの溢れる様子で彼女の言葉に答える


そんな彼らを見ながらフィリアは1人考えるのだ

今は冒険者としての仕事でこの街にいない篝野がいてくれたら心強かったのにと




そんな彼が建物の影で彼らを見守っているとも知らず


「ここはあいつらに任せるか、俺が出たらダメだな」


そう言い歩き出すと、次の瞬間には篝野の姿は消えていた

ところでHALOって作品の何が良いって、マスターチーフ無双とかODSTとか好きなんですけど、ニョルニルアーマーの設定とかも好きなんですよ


Mk1〜4あって、1はアニメ化の時になんか地球防衛軍3のベガルタみたいになってるし

2は最強だし、3はリーチのストーリー神だし、4は量産品として最高だし


まぁ・・・全部wiki情報とかゲームプレイ映像見てのやつなので・・・語る資格があるのか否かとか色々ありますけどねぇ・・・

ゲーム買おう・・・Steamで売ってるし、今手元にゲーミングPC無いけど、いつか絶対買う

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