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第四話 新しい生活? 前編

さー、どーなる事やら

大河原順平はコールドスリープ前は、終活してた。

なので、ただだらだら生きて死ぬだけだと思っていた

そう思ったら、別の人生…いや、別の生活

なんとも理解が追い付かない

新しい体という謎な状態で、力も生きていた時となんらかわらない

特に特殊能力がついたというわけでもない


板垣夏弥「コールドスリープ前にどんな生活してたんですか?」

横から話しかける女性は板垣風水の右腕である

大河原順平「???!!!???!!!???」

突然話かけられびっくりした顔をする

板垣夏弥「まーた、考え事ですね。ベル鳴らしてもノックしても

反応ないから生体停止したのかと思った」とため息つきながらも

どこか安心した表情をしている


ここで、立場を整理すると

前代未聞の生体実験で、現在は容態監視状態

第4艦隊旗艦内は自由に行動できるが、コールドスリープ前の事が

あり、引き籠りである

(といっても、後で分かった事だが、艦外に出たとしても宇宙空間)


使ってるベッドは多次元計測器でもあり、生体モニターやスキャン機能も

ついており、計測系はこれ一台でできるオーバーテクノロジーベッドである。

板垣夏弥「正直、あなたに何があったのかわかりませんが、

龍人師団長から話あったように、あなたのいた世界はもうないのですから

悪い評価があったとしてもそれを証明できるものはないんです。

この際だから、新しい人生だと思って頑張るのも手だと思います」

とガッツポーズをとる。

大河原順平「新しい人生かぁ…」

板垣夏弥「そもそも、万が一拒否反応とか起きてたらここにはいないんですから

まだ死ぬタイミングじゃないって誰かが言ってるのと同じですよ。

少なからず私はそう思います。」とドヤる

大河原順平「そうなのかもしれませんね」とドヤる


ーーーーー研究室ーーーーーーーー

ぐいーんとドアが開く


板垣風水「どうでした?」

大河原順平の状態を一番心配している一人

不安そうな顔で聞く

板垣夏弥「生体反応は問題なしで、完全適合といっても

良いです」

板垣風水「そうですか…」

その会話を聞いた、鬼塚隆三というか

前代未聞の後の処遇に迷っていた当人は

鬼塚隆三「よかった。ただあの人にとっての新天地はあまりにも

技術がかけ離れてるから合うかどうか…」

板垣風水「そこはうちらがフォローするしかないでしょうねぇ」

板垣夏弥「気持ちが落ち着けば。大丈夫だと思いますよ? そんなやけ

になるような人じゃないと思う。まずは気持ちが落ち着いてから」

鬼塚隆三・板垣風水「ですねぇ…」

ほぼ同時にでるのだった


ーーーーーーー順平部屋ーーーーーーーー

板垣夏弥の言ってるのは確かにそうだ。

顔変わったんだしとは思うが、何からやっていいものか…

コンコンと音が聞こえ「入りますよー」と声が聞こえる

皇拓人だ。

大河原順平「どうぞどうぞ」と答える。

皇拓人「何、まだ悩んでんの?、一体君の過去に何があったのさ

ふっふっふっふ」

とにやにやしながら近くにくる

大河原順平「いろいろ情けない人生がねー…」となぜかは知らないが

コールドスリープ前のことを覚えてる限りすべて話した

皇拓人「あー…なるほどねー…、うちの組織やうちの種族だとそんな

鬼畜はいないなー…、そもそも生活様式が全然違うからねぇ」

今まで見たことのないほどの真面目顔で答えた後

皇拓人「むしろ、あの惑星の事もっと聞きたいのよね。いや、発見したのも

惑星調査をしてたら君が見つかったわけだし」と子供のように目きらきら

させてる

大河原順平「いやぁ、役に立たないよ?」

皇拓人「本当かなぁ…」と期待を膨らませてるのははっきり伝わるくらいに

さらにきらきらさせてる。

大河原順平「あはははは…」






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