表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

1章2話

部屋を出て長い廊下を抜けると、たくさん人がいる部屋に出た。


にしても広い部屋だな。

人も多いしここはどこなんだろう。


ていうか明らかに人じゃないやつも結構いるんだけど……


そういえば俺ってばモバイルバッテリー持ってないじゃん……充電大丈夫かな……


とか考えてたらスマホから通知音。


てかなんで圏外なのにラ〇ンの通知来るんだよ。



《お知らせ》

充電については心配しないでね♡

あとこのスマホは圏外だけど私たちからのメッセージだけは受信できるようになってるからね


p.s:貴方からはメッセージ送れないから気を付けてね♡



このメッセージを送ってきてるやつは俺の頭の中でも見えてるのか?

落ち着かないじゃないか……

そういえば結局俺はなんでこんなところにいるんだ?

ここに来る以前の記憶が全然ないんだが……


「それについては今から説明するよ♡」


びっ……くりしたあ。

急に後ろから話しかけてくるとか誰だよって思ったけど誰もおらんやんけ。


「はいはーい!ちゅーもーく!」


部屋の上の方からさっきの声がする。

周りのやつもみんな見てるな……


「どーもー!皆さんを拉致監禁したのは私たちでーす!ついでにある程度記憶も消してるけど特に問題はないはずですよー。さて皆さんにはこれから頑張って生き残ってもらいまーす!ぜひ死なないように頑張ってね♡」


この声さっきのやつか?

てことは一瞬であそこに移動した?それともあそこにいながら俺の背後から声をかけたか?もしくはこの場にはいなくてあそこに見えるやつは幻覚の類か?

まあそんなことを考えても仕方ない……


「今から皆さんにはあそこの出口から出ていってもらいます!そのまま地上を目指して競争してください!一番最初にゴールした人には特別なプレゼントがあるよー♡」


俺は一体何をさせられるんだ?

地上まで競走?特別なプレゼント?

よく分からんがこんな大掛かりな仕掛けを用意できる奴らだ。歯向かわず従うのが得策だろう。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ