ジョギング
「コケコッコー!」
ん…まだ起きたくありませんわね…
「ローズ!起きてください!エミリーが待ってます!」
「ん…エミリーが待ってますの?ああ、朝のジョギングをきょうからするんでしたっけ…」
あ、エミリーというのはノアの友達、まあ私の友達ともいえますわね
そしてその子の名前はエミリー・マーガロイドと言いますの。
お菓子が大好きな女の子で…ちょっと太ってしまったらしいですわ
「先に行っててですわ~…」
「来なかった時がありましたからね、ちゃんと見張らせてもらいます!」
ううう…ノアったらひどいですわ…
そしたら10分もかかってましたわ~…テヘッですわ
「遅くなってすみません、ローズがだらだらしていたもので…」
むっそれは言わなくてもよろしいですわ
「大丈夫だよ~ 今から始めよ~」
そうですわ 私が遅いのではなく、ノアが起こすのが遅いのが悪いんですわ~
「ローズ、今私が悪いと思いましたね?」
「なっ…!何で分かったんですの?!」
ノアは「はあ…」と大きなため息をつきましたわ
そんなに大きなため息なんてつかなくてもいいですのに…
「ローズの顔を見ればわかるんです」
そしたらエミリーが前に出て、
「走りながらけんかするのはやめよっ?疲れちゃうし…」
はあはあ…あれ?!わたくし、疲れてますの?!ううう…喧嘩なんてしなければよかったですわ
そしたらノアが
「もうすぐで授業も始まりますし、早く戻りませんか?」
「その意見には賛成よ」
そして、私達は自分たちの部屋に戻ったのですわ