2話 入学式 後
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あいかわらず短いですが暖かい目で見てくださいね
この学校の入学式は思ったより短かった。
1時間30分掛かったがほかのとこでは、2時間や2時間30分が
あたりまえって聞くから早いほうだと思う。
ごたぶんにもれず、校長の話が長くて伸びたんだけどな!
そして驚いたことに椎月先輩が2年生ながら生徒会長だった。
この驚きを由宇斗が見たらこう言うに違いない。
「椎月先輩は、綺麗なだけではなく文武両道で人望もあるからな」
って本当に入学前から調べてるなんてどっから聞いてるんだよ・・・・
まあ、俺には関係がないことだし気にしても意味無いな。
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「よし、これから高校生活始めてのHRをやる
時間は30分で各自、自己紹介をしろ。
それとさっきも言ったが俺の名前は伊藤健二 趣味はゲーム
嫌なことは「すみません! 遅刻しました!」・・・妨害されることだ
今入ってきたやつは廊下で30分立ってろ それじゃあ、適当に始めろ」
「あー、今入ってきたやつ運悪いなー」
「それよりも入学式初日から遅刻だなんて面白い子だね」
「由宇斗、あまり笑ってやるな・・・」
「ふふ、やっぱり朝霞についてきてよかったよ
神校なんてつまらなそうって思ってたけど、
これなら今年は退屈しないですむね」
「あの子もかわいそうに・・・由宇斗にいきなり目を付けられるなんて・・・」
そして、タイミングよく俺の前のやつが自己紹介を終えて俺の番が回ってきた。
「名前は紫桜朝霞。好きなことは睡眠。嫌いなことはめんどくさいことだ。以上!」
「あさか、そんな簡単に終わらせるの?」
「あぁ、別にこれから1年やってくわけだし簡単でいいだろ」
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「よし、終わりだな。 それじゃあ、廊下に居るやつ入って来きて自己紹介しろ!」
そして、入ってきた子はショートカットの女の子で活発そうな子だった。
と思ったら、いきなり躓いて転んだ。
「「「「・・・・・・・」」」」
「月野明です! よろしくお願いしましゅ!」
「「「「・・・・・・・」」」」
「あの子絶対、天然入ってるよね?」
「あまり、言ってやるな・・・・」
「はうゎぁ・・・恥ずかしい・・・」
「よし! これで、全員終わったな!!
てことで、HRは終わりということで俺は帰る!」
最期に入ってきた子もあれだが、あの担任は担任で転んだとき戸惑わなかったし、大物なのか・・・
なんにせよこのクラスは案外過ごしやすいのかもしれない。
これから3年間過ごすことになる学校の1年目から退屈しなそうだな。
やっぱり、天然は必要だと思います・・・!
こう見ていて心が温かくなりますよね!!
え? ならない・・・?