1話 入学式 前
学校までは電車に揺られること15分、歩いて20分で着いた。
「ふぅ、8時40分か」
「もう少しで着くし歩くかー」
「あぁ、わかった」
「それにしても綺麗なものだな」
「ん? あぁ、桜か・・綺麗な色だなぁ。
なんかめっちゃ綺麗な人が居るぞ」
「あ? あぁ、あの人は俺たちの1つ上の学年で
たしか、椎月貴音だったはずだ」
「いやいや! 何で入学前に知ってるんだよ!?」
「美人の情報は調べておくものだよ?」
「あいかわらず、意味わからねぇ・・・
もういい、8時50分だし行くぞ」
入学式は9時20分から開始だから時間つぶさないとな・・・・
「あぁ、そこの君たち入学生でしょ?」
「えぇ、そうですが?」
「入学生は、ホールのとこの掲示板を見て割り振られた自分のクラスに行ってくれ」
「はい、わかりました」
俺たちは先輩が言っていたホールに向かった。
そこでは、これから1年間過ごす自分のクラス見つけようと名前を探してるやつがたくさんいた。
「結構、居るもんだな」
「あぁ、俺たちも名前を探そうぜ」
「俺は向こうを見てくるからお前はあっちから見てきてくれ」
「わかった。 見つかったら携帯にメールしてくれ」
「あいよ」
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「あったあった」
俺は自分のクラスが見つかったことを由宇斗にメールで送った。
それにしても高校1年でも同じクラスってどこまで腐れ縁だよ。
「おーい 見つかったのか」
「あぁ、同じクラスで俺たちの教室は魔法科の1年B組だ」
「魔法科かぁ
それじゃあ、教室もわかったし行くか」
「あぁ」
「ここが俺たちの教室か」
「んー人が結構来てるね」
「そりゃ、9時5分だしな
後15分で入学式が始まるし大体のやつは来てると思うぞ」
「それもそっか。 適当に席に座って待ってようか」
「あぁ あと少しで先生も来るだろうしな」
そこら辺の席で座って話してるとガラリと教室の扉が開いた。
そう扉が開いた。
「お前ら、待たせたな。 俺の名前は伊藤健二お前らの担任だ
とりあえず、自己紹介などは入学式が終わった後にするとして入学式始めるから廊下に並べ」
そう言いながらそいつ俺たちの担任は言った。
教室の前からではなくなぜか、後ろの扉から入りながら。
2話目?投稿です。
それにしても自分がやりたかったところまで進まない・・・・
今回も誤字や感想などがあったら送ってくれると嬉です!