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第九話:『日常ブレイク』

安藤 留は、もともと普通の少年だった。


世界の裏側にダークナイツの様なものが存在するなど、夢にも思わず。


ただ一人の家族、妹の安藤 美与と、


狭くても温かい家で平和に暮らしていた。


家ではテレビの前でくだらない番組を笑い合う。


「お兄ちゃーん、学校遅れるよ」


「ごめんごめん、じゃ行ってきまーす」


早くに両親を亡くし安藤家は兄がバイトでお金を稼ぎ、妹が家事をしていた。


「お兄ちゃんおかえり、バイトお疲れ様、ご飯できてるから食べよ」


「美与いつもありがとうな」


たわいもない食事中の会話


「美与、最近学校どうなんだ」


「楽しいよ、勉強もできる方だしね」


お金は少なく決して裕福な生活はできない、しかし俺にとって何よりも大切な日常だった。


――その日までは。


美与がいなくなったのは、いつもと変わらない普通の日だった。


いつも通りバイトから帰ると、いつも聞こえる美与の声が聞こえなかった


「あれ、寝てるのかな」


美与の部屋に行くが姿は見えない


「買い物か?それとも友達と遊びに行ったのかな?」


「どこか行くなら連絡してっていつも言ってるのに」


俺は古いガラケーで美与へ連絡を入れる


夜中の1時、まだ美与は帰ってこない


俺は怖くなり警察に相談


しかし見つからなかった


「ちょっと、まだ見つからないんですか」


「うーん、見つからないよ、と言うか家出なんじゃないの」


警察はめんどくさそうに返事を返す


「美与は家出をする様な奴じゃない」


「まぁ、今捜索してるんだから、学生は家にでも帰ってろ」


俺の中で、日常が音を立てて崩れ始めた。


数週間後、美与はまだ見つからない、しかしとある事を思い出す。


ダークナイツ、表の警察では扱えない事件や沢山の情報がある


もしダークナイツに関われたら……


美与の情報もわかるのではないか。


そう考えるようになるまで、時間はかからなかった。


夜の街を一人歩き、


ネットの掲示板を漁り、


ダークナイツの断片情報を集めた。


情報を嗅ぎ回っている奴がいるとダークナイツのメンバーにバレてしまった


それを確認するため匿名Aが直接会いにきた


しかし、俺からすれば好都合だった


「あんた、ダークナイツのメンバーか、お願いだ、俺をダークナイツに入れてくれ」


「は、はぁ」


俺は妹のことを全てを話した、


意外にも匿名Aは話を聞いて部下にしてくれた


それが俺とダークナイツの出会いだった

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