第七話:『我の生き様』
日が落ち、灯のは少なく人どうりも少ない道は、冷たい風に晒されていた。
安藤留はいつも通りゲームセンターに行った帰りだった。
背後の闇の中から、低い声がする。振り返ると、そこに立っていたのは──ミハエル・ラグナロクだった。
白髪の黒いコートを着た20代前半の男が立っていた。
「裏切り者がなんの用だ、ミハエル」
「安藤、君に聞きたいことがあってね」
その瞳は穏やかだが、そこに揺らぎはない。
「ロリ制圧班総班長、匿名Aの情報を全てはけ」
安藤はわずかに息を詰め、短く言った。
「裏切り者に話すわけには行かないな」
「そうかそうか、君はそんな奴だったのか。大人しく吐けば痛めつけずにすんだのに。」
その言葉に留の目が鋭くなった。
「俺だって匿名Aの下で沢山の困難を乗り越えたんだ、死んでもお前をここで打つ」
「殺しはしない、お前には色々話して貰わないといけないからな」
空気が一気に張りつめる。留は膝を落とし、戦闘姿勢を取った。
二人の距離は一瞬で縮まり、静かな夜道に銃声が鳴り響く。
留が銃を撃つ。ミハエルは弾をするりと避けてこちらへ向かってくる。
風を切る鋭い感触が留の耳に届き、反射で体を捻る。
しかしミハエルの拳は速く、次の一撃が脇腹を狙う。
留はとっさに防ぐが、間に合わず吹っ飛ばされる。
ミハエルは続けて追撃しようとすると、留はスモークを投げ、建物の中に逃げる
ミハエルは身を引いて笑った。
「弱者はそうやってすぐに物に頼る」
留の脇腹に大きな痛みが生じる。だが安藤は引かない。筋肉が叫ぶ中で、彼は冷静に敵の癖を読む。
建物の中をぐんぐん進んでいく
「この建物の先は行き止まりだ、入った場所を間違えたな」
ミハエルの声が低く響く。
ミハエルが建物の奥へ入る
しかし、そこには誰もいない。
直後後ろに影が見える
「くたばれ、ミハエル!」
留は銃でミハエルを撃ち抜いた
ミハエルは倒れこむ
反撃するまもなかった。
息を上げながら嬉しそうに留は言った
「この建物が行き止まりってことぐらい知ってるさ、それを利用した、まさか天井に張り付いているとは思わないだろ」
留はミハエルに勝てたと言う嬉しさでアドレナリンがドバドバだった




