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第六十九話:『大空』

青い空の下で匿名Kとヘブライは向かいってイスに座り、テーブルに手いついている


ヘブライ「少し、話しても良いかい」


匿名K「あぁ」


ヘブライ「私の両親は私が幼い頃に死んでしまって、兄と二人で暮らしていたんだ。兄は才能の塊でね、自力で神の存在を見つけるレベルだった。だか、その兄はとある実験で消滅してしまった。」


匿名K「才能に追いつけなかった、ってやつか」


ヘブライ「その後、私は国に拾われ、戦争に行かされた、勝てるはずもない戦いにも関わらず、国のお偉いさん達は私たちをコマのように扱っていた。結局生き残ったのは数人だけだった。その時からだろうか、今回の騒動を考えたのは」


匿名K「そんな昔から考えてたんだな」


ヘブライ「やり方を間違えてしまったかもね、沢山の人を犠牲にして、」


匿名K「あぁ、そうだな、俺の母親もお前に殺された、お前のせいで消えた幸せは計り知れないだろうな」


ヘブライ「八咫烏のメンバーにも悪い事をしたな、犯罪に加担させてしまった」


匿名K「お前の行動は許される事じゃない、、だが、お前のおかげで救われた人もいるんじゃないか、少なくてもエム達は救われてたと思うぜ」


ヘブライ「そうか、、、もっと早く気づけていればな」


二人が紫の空の下で立って向かい合っている


ヘブライの体がどんどん薄くなっていっている


ヘブライ「それじゃ、あとは匿名Kにたくすとしよう」


匿名K「まぁ、任せな、、じゃあな、ヘブライ」


ヘブライ「大空 新、、、それが私の本当の名だ」


匿名K「そうか、じゃなあ、新」


ヘブライ「また会えたら次の世界で」


ヘブライが消滅する


匿名K『それじゃあ、始めるか』


匿名K『【起源創世零式(プライマル・オリジン)】』


トゥインクル『人間でも無ければ神でもない、ようやく辿り着きましたか、我が子よ』


匿名K『今回のヘブライの騒動の前に戻す記憶もだ、ヘブライによって亡くなってしまった人も戻す』


トゥインクル『良いではないですか、ですが、神と契約したものやそのような人は復活出来ませんし記憶も残りますよ』


匿名K『それもお前が出来なくさせてるだけだろ』


トゥインクル『その方が契約っぽさが出ますからね』


匿名K『まぁいい、いつか絶対お前を超えて、そのくだらないルールも変えてやるよ』


トゥインクル『そうですか、それは楽しみですね』


匿名K『じゃぁな』


《世界の創世が始まりました》

次回:最終回

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