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第六十四話:『エゴ』

ジェネセスが目を覚ますと、野原にいた


目の前には軍服を着た男が地面に石を置き祈っている


ジェネセス「あなた、何してるの」


軍服の男「僕の事かい?僕は弔っているんだ」


ジェネセス「弔っている?」


軍服の男「そう、ここは昔、戦争で爆弾が落ち、沢山の人の命が消えたんだ」


ジェネセス「それは、気の毒だな」


軍服の男「だから弔っているんだ、来世は幸せに生きてほしいしね」


ジェネセス「あなたは、来世があると思うか?今世どれだけいい事をしても死んだら終わり、それなら他人の事なんて気にせず生きた方がお得って思わない?」


軍服の男「うーん、来世があるかどうかは分からないが、あってほしいよね、そうじゃなきゃ善人が報われないだろ」


ジェネセス「報われる、か、、、」


軍服の男「人の役に立つっていうのはエゴに過ぎないんだよ、そのエゴが相手にとって良かったと一生心に残ってほしいと僕は思っている、そのエゴがたった1人にしか届かなくても、僕は嬉しいよ、君も分かるだろう、ジェネセス」


ジェネセス「なんで私の名前を、、、っ!そうだは、私はヘブライにやられて、それで、、、戻らないと、まだみんな戦っているは」


軍服の男「戻れないよ、もう、、」


ジェネセス「戻れないって、、あなた、あなたは、、」


軍服の男「君は匿名H という少年を守るために犠牲になったのだろう、君はもう十分に頑張ったんだだよ、少なくとも、あの子の記憶には残り続けるだろうね、ヒーローとして」


ジェネセス「あなたは、昔私を空爆から守って、、、」


軍服の男「良いんだよ、ジェネシス、君の記憶を残ってて僕は嬉しいよ」

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