第六十一話:『幼神幻想郷』
那爾「はぁはぁ、お前のことは一生忘れないだろう」
匿名Aは血まみれで倒れている
那爾「少し休憩してから、ヘブライの方に合流するか」
匿名A (今、ここでやるしか無い、完全に油断している今しかない)
匿名Aが小声でボソボソ喋り始める
「幼神、幼魂」
「幼は世界を知らず、世界は幼を恐れた」
「その一瞬が、名なき存在」
この数ヶ月で世界中の全てのロリを記憶した匿名Aだからこそ出来る最大級の技
匿名A「【幼神幻想郷】」
那爾「、、、っ!」
匿名A「これでお前もろとも終わりだな」
那爾「この力、こいつ自分ごと!」
匿名Aから放たれたエネルギーは2人を巻き込み街を覆い尽くす
那爾「このクソガキがぁぁぁぁぁぁぁぁぁァァァァァァァ」
匿名A (こいつを巻き込んで死ねるなら本望よ)
意識が遠のく中、一つの声が聞こえる
マリ「...きて、起きて!」
匿名A「っ!」
白い空間で目が覚める
匿名A「ここは、記憶もぼんやりしている、夢?」
マリ「ちょっと違うかな」
匿名A「?」
マリ「匿名Aには死んでほしくないからね、私はもう行っちゃうけど、Aは長生きしてね」
匿名A「おい、それってどう言う意味、、、っ!」
匿名Aの脳にさっきまでの戦闘の記憶が流れてくる
匿名A「思い出した、思い出したぞ、おい、マリ、どう言う意味だ」
マリ「契約したの、ロリ神と、私の命を生贄に匿名Aを助けようと思って」
匿名A「そんな、一緒にピッツァ食べようって約束したじゃないか、その他にも」
マリ「そんな顔しないで、私はあなたといた数ヶ月とても楽しかった、ずっと続くと思ってた闇に光が届いたの、だから私は満足」
匿名A「そんな、、、」
マリ「これを持ってて」
匿名Aにブレスレットを渡す
匿名A「これって、、」
マリ「そう、私があなたに初めて会った時にもらったブレスレット、私がいなくなっても思い出してね」
匿名A「う、うぅ、、」
マリ「最後は笑顔で別れようと思ったのに、、そんな顔されたら、、私、私だって」
マリが下を向き、言う
マリ「もっと、、もっともっと生きたかった、色んなとこ行って、色んなもの食べて、もっともっと!」
匿名A「一緒に戻ろう、一緒に」
マリ「ごめん、あなたはもうここにはいちゃいけない、あなたはちゃんと元の場所に戻らないと」
マリがどんどん消えていく
マリ「頑張ってね、私は先に行ってるよ」
匿名A「そんな、マリ、マリ!」
マリが完全に消える
『...マーガレットリンリンとの契約完了』
エネルギーが収縮していく
その日、とある街が一つ消えた




