第五十五話:『入口』
12月23日
匿名K「ついに明日が決戦の日だな」
ジェネセス「そうね、気を引き締めないとね、皆んな準備はいい」
匿名A「あぁ、俺はちょっとあるとこのに行ってくる」
そう言い匿名Aは階段を降りる
そこは牢屋になっており、一番奥の部屋へ向かう
そこには老人が座っていた
匿名A「ついに明日が決戦の日だ、ニコライ」
そこにいた人物はニコライだった
ニコライ「ついにですか」
匿名A「あぁ、何か言うこととかないのか」
ニコライ「そうですねぇ、あまり相手を助けようと思ってはいけませんよ」
匿名A「それは分かってる、あんたにとどめを刺さなかったのはあんたに恩があるからだ、それだけのことだ」
ニコライ「そうですか、」
少しの沈黙が続き、ニコライが喋り始める
ニコライ「私はダークナイツの皆さんが嫌いだったわけではありません、ダークナイツもヘブライ派も両方好きだったんです、その中途半端さがダメなんでしょうね」
匿名A「そうかもな」
ニコライ「私は可哀想な子供達を救いたかった、一人でも多くの人を助けたいと思い近道を進んでしまった、しかしそれが一番の遠回りだったんです」
匿名A「なんだ、何が言いたいんだ」
ニコライ「結果だけを追い続けて、本当の目的を失ってはいけませんよ、いいですか匿名A」
匿名Aは少しだけ笑いを見せて言う
匿名A「久しぶりに、昔のあんたを見たかもな」
そう言って匿名Aは階段を登って行った
一方匿名K達
匿名N「そういえば、匿名Kってさヘブライにかなり恨みを持ってるように感じるけど、なんかあったの」
匿名K「あぁ、言ってなかったっけ、俺ってさ、ずっと輪廻転生してるってのは言ったよね」
匿名N「うん、聞いたね」
匿名K「俺が初めてこの世に生まれた時の母を殺したのがヘブライなんだ」
匿名N「そうだったのか」
匿名K「あの頃のヘブライは身バレするのをかなり嫌悪してたからね、ヘブライの首元まで行った母を殺したんだ」
匿名N「敵討ってわけか」
ジェネセス「あら、いいじゃないの、母の敵を打つ、そういう男は乙女のハートを撃ち抜けるわよ」
匿名K「とりあえず、俺が考えているのはヘブライを倒すって事だけだ」




