第四十三話:『決戦エム②』
エム「それにしてもロッカーに閉じ込めるとは、いじめられてた頃を思い出すよ」
匿名K「え、あ、ごめん」
エム「そんな過去のことはまあ良い、そんな事よりあなたは自分の心配したら?」
匿名K「お前もだぜ、自分の心配でもしてろ」
そう言いながら匿名Kは煙玉を投げる
エム「モクを炊いたのか」
匿名K (煙なら空間を食べてもなかなか無くならない、今のうちに)
エム「出て来い、匿名K」
匿名K「【槍神・グングニル】」
匿名K (グングニルは必中、避けても逃げてもどこまでも追いかけてくる、ここで決める)
エム「こんな事しても無駄だよ」
煙の中から槍が飛んでくる
匿名K「食らえ!」
槍がエムの体をすき抜ける
匿名K「やっぱダメか、そりゃ見えてるだけでいないみたいなもんだもんな」
エム「だから無駄って言ってるでしょ」
匿名K (まずい、スモークが晴れてきた、もう一発)
匿名Kは煙玉を投げる
エム「そうだ、私は優しいからね、あなたを攻撃する時、空間を食べる能力は使わないであげる」
匿名K「そりゃどうも」
エム「と言うか、またモクを炊いたんだ、意味無いって言ってるのに」
匿名K (まずいな、煙玉投げすぎて俺も方向分かんなくなっちまった)
エム「私は空間を操るって言ったでしょ」
匿名Kの方にエムのナイフが突き刺さる
匿名K「うぐっ」
匿名Kはエムから距離を取る
匿名K「なんで、位置が分かった」
エム「私は空間を操るの、あそこら辺に何かが動いてる、とかなら分かるの」
匿名K「なん、だ、と、」
エム「フラフラしてるよ、まぁ無理もないか、睡眠薬をたっぷりとつけたナイフだもん」
匿名K「徹夜明けぐらい眠い原因はそれか」
エム「、、、ねぇ、匿名K、提案があるんだけどさ、ヘブライ派側に来ない?」
匿名K「は?なに、言ってんだ」
エム「おそらく、ダークナイツにもう勝ち目はない、と言うかあなた達がこうやってここにきた時点で我々の今回の作戦は成功なの、あなたがヘブライ派側にくるなら、私が助けてあげる」
匿名K「そんなこと、するわけ、ないだろ」
エム「そう、じゃあそこでずっと寝てなさい」
匿名K「ま、て、まだ、俺は、負けて、な、い、、、」
匿名Kの視界がぼやける中、遠ざかっていくエムがうっすら見える!




